手相

放縦線の見方|特徴別に解説するビジュアル手相占い

放縦線が手に表れたら注意が必要です。体のどこかが悪くなっている可能性があるので、すぐに対処しなければなりません。自分のライフスタイルに問題がなかったかどうか見直して、間違っている部分があれば、すぐに直していきましょう。

ここでは、放縦線の表れる場所や、意味の読み方などを解説していきます。体からの警告を無視するのではなく、状況を良くするチャンスだととらえて、これからの自分の生活に役立てていきましょう。

放縦線の基本の位置と意味|見るべきポイントを解説

放縦線の出るのは手首の上あたり、小指の下側にあるふくらみのところにまっすぐ横に伸びるように表れます。

放縦線を見れば、現在の自分の体の状態がどうなっているのかがわかります。放縦線は体が悪い傾向にあることを暗示しているので、できれば手には出てほしくない線です。

ただし、男性と女性では若干、性質が異なります。男性は現在の仕事環境や生活習慣を表すことが多く、女性なら家庭や子供などに関する意味合いが強くなります。

線の位置と一般的な形状・長さ

放縦線は、親指の付け根にある膨らみのほうへ伸びるのが一般的です。ただし、親指の付け根まで伸びていることはほとんどなく、たいていの場合は、生命線の近くで終わっています。

放縦線は体の具合がよくないことを意味しており、長くなればなるほど、線のもつパワーもどんどん強くなっていきます。線が長くなっているなら、状況も深刻化しているということになります。

線の長さだけでなく、濃さなどによっても意味合いがだいぶ異なってきます。そのため、手に放縦線があるからといって、すべての人が同じ状況にあるとはいえません。

線にどのような印・マークが出ているかをくまなくチェックして、意味をきちんと正確に読み取るようにしましょう。

線の見方|長い場合・短い場合

長めの放縦線は、体のリスクが高まっていることを暗示しています。睡眠不足などによって精神的に不安定な期間が続いてしまい、体がかなり疲れているかもしれません。男性は禁酒や喫煙による体の悪化、女性は人間関係のトラブルが山積して心が悪化していることも考えられます。

線が長ければ長いほど、体調もよくないことを意味します。これまで不規則な生活が続いていたなら、一度きちんと見直してみましょう。

線がそれほど長くない人は、体調が比較的良好だと言えます。ただし、油断は禁物です。今は良かったとしても、仕事などで多忙を極めると、線の長さも徐々に変わっていきます。これまでの好調を維持できるように、日々努力を続けましょう。

線の見方|線が濃い場合・薄い場合・ない場合

放縦線が濃ければ濃いほど、体が悪くなっていることを表しています。体だけではなく、心にも疲労がたまっている状態です。

線が濃くて長いなら、心と体がすでに限界に近づいているのかもしれません。このままの生活を続けるのは、大変危険です。一日でも早く今の生活を変えていきましょう。

線が薄いときは、疲れがたまり始めていることを表します。今の暮らしを続けていると、いつの間にか線が濃くなっていることもあります。まずは食事や睡眠時間などを見直し、直せるところがあればすぐに直していきましょう。

線がない人は、体と心のどちらも良好だと言えます。現状に甘えることなく、これまでどおり、健全な生活を続けていくようにしましょう。

線の見方|右手と左手の違い

左手はその人の生まれ持った性質を表しており、右手は現在の状態を表しています。

放縦線が左手にある人は、疲れがたまりやすいタイプだといえます。ただし、右手に放縦線が出ていないなら、自分の頑張りによって今まで体調面に問題を持つことがなかったと言えます。とはいえ、もとから体調面に不安がある人なので、努力を怠ってしまうと、どんどん悪くなっていくこともあります。自分の気づかないところで病が進行していることも考えられるので、人一倍体調に気を遣うようにしましょう。

右手だけに放縦線が出ている人は、ここ数年で体調が悪化してしまったと言えます。これまでの不摂生な暮らしを見直して、これからは健全な生活を心がけましょう。

二重になっている放縦線の意味

二重になっている放縦線は、体の疲労が心に悪影響を及ぼし始めていることを暗示しています。今のまま放っておくと、心が病んでしまうこともあるので気をつけなければなりません。

線が濃くなっていくにつれて、疲れの度合いもより深刻なものになっていきます。この手相を見つけたら、早めに対処しましょう。これ以上無理をするのはやめて、疲労回復を最優先することが大事です。

まずは毎日の睡眠や食事バランスを見直し、問題点が見つかれば、すぐに改善することが大切です。ストレスを発散したり、質の良い睡眠を心がけたりして、心身に疲れをためないようにしましょう。

頑張っても状況が直らないときは、専門医などに相談して力を借りる必要があります。

三重になっている放縦線の意味

内臓が負担がかかっていると、放縦線となって出てくることがあります。1本だけでなく三重になって出ている場合は、肝臓や腎臓など複数の内臓に問題が発生している可能性が高いといえます。1本あるだけでも深刻ですが、3本もあるとかなり危うい状況です。

放縦線は一度表れると消すのに時間がかかってしまうため、内臓の回復にも時間がかかる可能性があります。仕事や人間関係などのストレスが原因で暴飲暴食をしているなら、早急に生活スタイルを見直しましょう。このまま放っておくと、さらに悪くなっていくことも考えられます。

悪いことを直せば、線もいつかは消えます。これ以上、事態がどんどん悪くなってしまう前に、早めに対策を打ちましょう。

切れ切れになっている放縦線の意味

放縦線がとぎれとぎれになっている人は、衰弱している状況です。ストレスがたまって鬱になったり、不眠が続いたりする人によく見られます。

体も弱っていますが、それよりも心がだいぶ弱っていると言えます。気力が衰えてきたなと思ったら用心しましょう。知らず知らずのうちにストレスを抱えていることもあるので、早めに対策をうたなければなりません。

このまま放っておくと、次第に健康にも悪影響が出始めるようになります。ストレスの原因を突き止め、どうやったら解消できるのか、よく考えてみましょう。

自分なりのストレス発散方法を身につけることも大切です。いったん病気にかかると治りにくい傾向があるので、早い段階で手を打ちましょう。

直線になっている放縦線の意味

放縦線は直線ででることが多く、その長さや濃さによって疲労のあり方を見極めることができます。

特に、直線が運命線や生命線まで届いているときは用心しましょう。これは長年にわたる不摂生な生活のツケがたまり、命に危険が及んでいることを暗示しています。生命線が放縦線と交わるところで終わっているときは、死にいたるケースも考えられます。

線が濃いと、状況もより深刻になっているため、いち早く対策を考えなければなりません。まずは、疲れを取り除くことを最優先に考え、これ以上無理を続けないようにしましょう。

薄く細い直線ならまだ状況は深刻ではありませんが、生活を改善しないと深刻になっていくこともあるので気をつけましょう。

放縦線とビアラシビアの違い

放縦線とビアラシビアはどちらも月丘に表れる線なので、混同してしまうことがあります。ただ線の向かう方向を見れば、どちらの線なのか簡単に見分けることができます。

線が手の甲まで伸びているならビアラシビア、手の甲まで伸びていないなら放縦線となります。放縦線とビアラシビアは意味がまったく異なるので気をつけましょう。

ビアラシビアはインドの言葉で自由という意味があり、何者にも束縛されることを嫌う傾向があります。常に自由でないと気が済まないため、仕事では転職を繰り返してしまうこともあるでしょう。

ビアラシビアを持つ人は、計画を立てたり、計画通りに物事を進めたりすることが苦手なタイプでもあります。線が濃いと、その傾向がさらに強くなります。

島がある放縦線の意味

放縦線上に楕円形をした島が出たときは、不安を抱えやすい状態にあります。幻覚や幻聴を感じたりしている人に、このような手相が出ることがあります。

通院すれば島も次第に消えていきますが、放っておくと大変なことになる可能性があるので要注意です。放縦線に島を見つけたら、心療内科で診察を受けてみましょう。

女性の場合、子宮に関する病気にかかっている可能性もあります。生理不順や更年期障害など何か心当たりがあるなら、病院で医師に相談してみましょう。

島は体の不調を知らせる警告なので、早めに対処すれば状況を好転させることができます。

まとめ

放縦線は、自分の体について教えてくれる大事な線です。線がない人は、健康的な生活が送れているということなので、特に心配はいりません。今の生活を維持できるように、引き続き努力していきましょう。

放縦線を見つけても、過度に落ち込むことはありません。線は日々変わっていくので、今の生活を改善していけば、線が短くなったり、消えたりすることもあります。

仕事をしたり恋愛をしたり、何をするにも健康でないと楽しむことはできません。放縦線を見つけたら、体の健康を最優先させましょう。心配な人は、病院で一度、診察を受けたほうがいいかもしれません。

日頃から放縦線をこまめにチェックして、体に異変がないか確認してあげましょう。