蝉の夢が意味するシンボル・暗示・心理状況とは?
蝉の夢は「儚さの象徴」「努力が実る」「人間関係」を表しています。
蝉とは一般的に、長い間の努力の結果、獲得したものも一瞬で失われてしまうことの象徴とされます。それは数年間土の下で幼虫として栄養を蓄え続け、やっとのことで地上に出てくるにも関わらず、その命は一週間しか続かないという俗説が大いに関係しています。
そのことから夢占いで蝉は、「儚さ」を意味することが多いです。
少し視点を変えた考え方では、敵を避け僅かな栄養のみで幼虫から成虫へ成長を遂げ、地上へ出てくることから「努力が実る」ことを示すこともあります。
また、蝉が鳴くのはつがいを見つけるためです。鳴き声の優劣で生涯を共にする相手を決めるのです。そのことから人間関係、その中でも特に恋愛関係を表すものともされています。
蝉の夢を読み解く3つのポイント?:印象・感情
蝉の夢に対して抱いた印象や感情は、儚さに対してのあなたの受け止め方を暗示しています。
蝉に対して、気持ち悪くうるさいなど、マイナスの感情を持ったとすれば、儚さを受け止め切れていません。例えば別れ、卒業などは儚さを連想させますが、その場合あなたは今の環境が心地よいので離れがたく、ずっとこのままなら良いのに、と後ろ向きな気持ちでいるということを表しているのです。
逆に、蝉に対して元気で夏を感じさせるなど、プラスの感情を持っているのであれば、儚さを受け入れているということを表しています。
この世は無常ということを理解し、自分から去っていったものを無暗に追いかけるようなことをあなたはしません。
蝉の夢を読み解く3つのポイント?:行動・場面
蝉の夢の様子や場面は、あなたの努力を表しています。
例えば、夢の中で蝉が激しく鳴いている声が聞こえるのなら、あなたの積み重ねてきた努力は大きく育ち、あと少しで報われることを表しているのです。
逆に蝉が地中にいる、まだ幼虫でいるなどの夢だったのなら、あなたの努力が結ばれるにはもう少し時間がかかるということを示しています。蝉の夢は「努力が実る」ことを意味しますから、このまま努力を続ければいつか実る日がくるでしょう。
蝉の夢を読み解く3つのポイント?:登場人物
蝉の夢に誰が登場していたのかということは、人間関係の中でも特に運命の人との出会いを示しています。
登場人物が自分ひとりだった場合、まだ運命の人とは出会っていないことを表しています。
逆に他にも登場人物がいる夢であるのなら、もう既にあなたの周りに運命の人はいることを暗示しています。もしよく知っている相手を夢に見たのならその人物はあなたの人生において重要な役割を担うことは間違いありません。大事に友情、または恋愛関係を築いていきましょう。