高次元の存在

いつも隣で見守ってくれる守護天使!その活動と交流方法3選

私たちの隣には、いつも守護天使がいます。

赤ちゃんは、何もない空間に話しかけたりしますよね?あれはたんなる独り言ではなく、守護天使と話をしているのです。たいていの人は大人になるにつれ、守護天使の姿を見たり、声を聞いたりすることはできなくなります。

私たちが守護天使の存在を忘れてしまっても、守護天使は私たちを見守り続けます。

守護天使は、国や宗教、性別、年齢などに関係なく、誰にでもついています。善人はもちろんのこと、三次元の視点からは極悪人に見える人にも、守護天使はついています。

今回は、守護天使の正体や、守護天使の活動、守護天使と交流する方法について解説します。

守護天使って何?あなたを無償の愛で見守る存在

守護天使は、生まれる前から死んだ後まで私たちを導いてくれる存在です。

私たちは、決して一人きりになるということはないのです。親兄弟のいない天涯孤独の身であっても、周りの人と上手く人間関係を築けず孤独を感じているときも、守護天使は常にあなたの隣にいます。

守護天使の使命は、私たちを無償の愛で見守り、困難があっても明るく前向きな気持ちで生きられるよう導くことです。

地球に生きていると、楽しいこともありますが、辛いこともあります。守護天使は、私たちが楽しいときは一緒に喜び、私たちが辛いときは寄り添って前を向くことができるよう励まします。

言ってみれば、守護天使は無料で私たちの専属カウンセラーをしてくれているのです。

守護天使はどんな存在がなるの?守護霊との違いは?

なぜ、守護天使は私たちが何をしても、無償の愛で見守り続けられるのでしょうか?

それは、守護天使が「一度も人間になったことのない魂」だからだと考えられます。守護天使は、私たちが元々一つの光の存在であったことを知っています。また、私たちが非難する行動をした人が、そのような行動をしてしまった理由も見通すことができます。

そのため、どんな人にも慈愛のこもった眼差しを向けることができるのです。

守護天使と似た存在に守護霊がいますが、守護霊は「地球に転生したことのある魂」です。子孫の幸せを願う先祖などが、光の次元で訓練を受けて守護霊になります。

守護天使は、深い叡智と幅広い視野を持っていますが、人間の気持ちにうといところがあります。そこで、守護天使と守護霊はお互いに協力しながら、地球に生きる私たちを導いています。

守護天使って1人に何人?途中で変わったりするの?

守護天使は、1人に1人は必ずついています。だいたい2~3人ですが、まれに4人ついていることもあります。

守護天使の数は、基本的に途中で増えたり減ったりすることはありません。また、基本的に守護天使が途中で入れ替わることもありません。

ただ、他の守護天使の後ろに隠れていたり、控えめすぎて見えないことがあったりするので、透視するスピリチュアルカウンセラーによって守護天使の数が前後することがあります。

また、意識が変化すると、メインの守護天使が変わることもあります。

守護天使の仕事は?主に行っている3つの活動

守護天使が行っている活動を一言で言うと、「生まれる前の人生計画が順調に進むようサポートすること」です。

ちなみに、「計画通りの順調な人生」が「順風満帆の人生」とは限りません。魂によっては、困難な人生に挑戦することもあります。その場合は、困難な人生が順調な人生、ということになります。

守護する人がどんな状況にあっても、守護天使は明るく前向きに生きられるよう励ましてくれます。そして、私たちが人生計画外の困難を引き寄せて苦しんでいる場合は、明るい人生に向かうよう導きます。

ここでは、守護天使が行っている活動をご紹介します。

守護天使の活動①メッセージを送る

守護天使は、私たちが明るく前向きな気持ちで生きられるよう、常にメッセージを送ってくれています。振動数の違いから、私たちが気づかないだけなのです。

そこで守護天使は、間接的にはなりますが、私たちにも気づけるようなメッセージを送ることがあります。

たとえば、「時計を見たらゾロ目だった」ということがありますよね?それは偶然ではなく、守護天使がその瞬間に時計を見るよう促したのです。

たとえば、「1111」の数字を見た場合、「思考は現実となるので、具現化したいことを想像してください」というメッセージになります。

世界的なエンジェルセラピストのドリーン・バーチューが、「エンジェルナンバー」として各数字の意味をまとめています。インターネットで公開されているので、何度も同じ数字を目にする場合は、ぜひ調べてみてください。

守護天使の活動②人生計画が無事に進むよう働きかける

私たちは誰でも、地球で体験することを計画して生まれてきます。この人生計画は、人によって大幅に違います。「友だち」「結婚相手」「職場の仲間」など細かいことまで決めている人もいれば、「親」と「基本的な性格」だけ決めるという大ざっぱな人もいます。

それぞれの性格の違いが反映されているという面もありますが、地球での転生回数も影響します。

地球での転生経験を重ねた魂は、なるべくたくさんの経験を積むため、細かく波乱万丈の人生計画を立てることがあります。もしくは逆に、大ざっぱな人生計画を立てて、どんな状況でも対処できるか冒険したりします。

他の星から地球に来たばかりという魂は、地球は難易度が高い星のため、細かく過ごしやすい人生計画を立てます。もしくは逆に、単調な生活を送れるよう発達障害などを持つことを組み込み、大ざっぱな人生計画しか立てないこともあります。

守護天使は私たちと一緒に人生計画を考え、いずれの場合も人生計画が上手く運ぶよう導いてくれます。

守護天使の活動③死後に光に戻れるよう導く

守護天使は、生まれる前から私たちと一緒にいます。死んだ後も、私たちが無事に光に戻れるよう導いてくれます。

私たちは、本来みんな一つの光でした。しかし、全知全能の一つの存在でいると、限られた体験しかできません。そこでビッグバンを起こして分裂し、様々な存在に変化し、様々な体験をしているのです。

通常は、死んだ瞬間そのことを思い出します。そして光の次元に帰り、今後どうするか考えます。しかし、困難な人生計画を立てて地球に生まれた場合、苦しみが強すぎて死後も低い次元で苦しむことがあります。

その場合、守護天使は守護している人が光の次元に帰れるよう、手を尽くします。振動数が違いすぎて守護天使だけでは救出が難しいため、地球のスピリチュアルカウンセラーと連携することも多くあります。

守護天使と交流する方法は?誰でも守護天使と交流可能

守護天使は常に私たちと共にいますし、私たちを手助けしたいと思ってメッセージを送っています。ですから、守護天使と交流すること自体は難しくありません。

理由は分からないけれど、直観で何かしたほうがいいと思ったことはありませんか?もしくは、方耳だけ「キーン」という金属音がしたことはないでしょうか?

そういうときは、守護天使が私たちに語りかけているのです。

問題は、守護天使と私たちの振動数が違いすぎて、守護天使からのメッセージを顕在意識が翻訳できないことです。

ここでは、潜在意識が受け取っている守護天使からのメッセージを、顕在意識でも理解する方法をご紹介します。

守護天使と交流する方法①チャネリングする

守護天使とは、誰でも交流できます。そもそも、守護天使は私たちが明るく前向きに生きていけるよう、常にメッセージを送ってくれているのです。

ただ、私たちは振動数を下げて人間として生きているのに加え、地球では気分が落ち込む出来事が多々あるため、守護天使からのメッセージに気づけないだけです。

ですから、私たちが振動数を上げれば、自然と守護天使からのメッセージに気づけるようになります。

振動数を上げるためには、「ワクワクすること」をなるべく多くすることです。感謝できることを探す癖をつけると、自然とワクワクすることを見つけて実行しやすくなります。

自分の振動数を上げて守護天使の振動数に近づけることで、守護天使のメッセージを顕在意識でも理解しやすくなります。

守護天使と交流する方法②エンジェルカードを使う

精神科医でありスピリチュアルカウンセラーでもある越智啓子のように、大人になっても守護天使と明確にメッセージをやりとりできる人もいます。

しかし、守護天使と人間は振動数が違うこともあり、明確なメッセージを受け取れない場合も少なくありません。

「なんとなくそうしたほうが良い気がする」「広告の一文が気になった」「隣の人たちが自分も抱えている問題について話していた」といった、曖昧な受け取り方になる場合も多いでしょう。

「守護天使からもっとはっきりしたメッセージがほしい」というときは、「エンジェルカード」がオススメです。ドリーン・バーチューや越智啓子などが、様々なエンジェルカードを出しています。

エンジェルカードの使い方は、とても簡単です。まず、聞き手ではない手でカードを持ち、聞き手でカードをコンコンと叩いて、前の質問をリセットします。次に、質問を思い浮かべ、守護天使に最適な1枚を選べるようお願いします。最後に、好きな方法でシャッフルした後、気になった1枚を引きます。

これを続けていくと、守護天使と上手くやりとりできるようになっていきます。

なお、インターネットで調べると、無料でエンジェルカードを引けるサイトもあります。

守護天使と交流する方法③ヒプノセラピーを受ける

守護天使から、よりはっきりしたメッセージを受け取りたい場合は、ヒプノセラピー(退行催眠)を受けるのがオススメです。

ヒプノセラピーは、「過去世を思い出すもの」というイメージが強いセラピーです。しかし、過去世を思い出すと同時に、守護天使が「なぜそのような人生を送ったのか」「現在と過去世がどう繋がっているのか」ということを解説してくれることが多くあります。

ただ、ヒプノセラピーは催眠に誘導する人の技術が未熟だと、上手く催眠状態に入れないことがあります。

ヒプノセラピーより間接的な交流にはなりますが、信頼できるスピリチュアルカウンセラーに守護天使のメッセージを翻訳してもらうのも良い方法です。

守護天使と交流するときの注意点は?

守護天使と交流するとき、特に警戒する必要はありません。なぜなら、守護天使は私たちを導くため、側にいてくれる存在だからです。

しかし、ただ「分かるようにメッセージをください」とだけ言うと、守護天使以外の存在がメッセージを送ってくる危険性もあります。ですから、はっきり守護天使と交流すると宣言する必要があります。

簡単なのは、守護天使に名前で呼びかけることです。守護天使に名前を聞いてもいまいち分からない場合は、自分で好きなニックネームをつけると良いでしょう。

越智啓子は桜が好きなので、守護天使に「さくらちゃん」と呼びかけているそうです。存在に気づいて名前で呼んでいると、天使との「天使関係」がより良くなるとのことです。

まとめ

以上、守護天使の正体や、守護天使の活動、守護天使と交流する方法について解説しました。

守護天使は人間より振動数が高く、人間を導いてくれる存在です。しかし、元々は守護天使も人間も一つの存在でした。ですから、変にかしこまった接し方をしなくても大丈夫です。

ちょうど親友に話すときのように、日頃の感謝を込めつつも、気軽に相談してみてください。守護天使は、私たちを手助けしたいと思っているので、話しかけると喜んでメッセージを送ってくれるしょう。