手相

印象線の見方|特徴別に解説するビジュアル手相占い

希少性が高く誰にでもでる線ではありませんがその人の愛情や恋愛の傾向、状態を判断できる「印象線」があります。恋愛におけることがわかったり、その出会いにどんな意味があるのかも判断でき、それを活かすことも可能です。
あまり見ることは少ない珍しい線であり、誰にでも現れる線ではありませんが、この線が出る人にはある特徴もあります。ここでは印象線の持つ意味や役割と他の相との関連を説明しますので、じっくりとご覧になって参考にして下さい。

線の基本の位置と意味|見るべきポイントを解説

印象線は霊感の強い人などスピリチュアルの能力が備わっている人や感受性の高い人に現れやすい線で、主に恋愛に関わる相です。別名パートナー線とも呼ばれますが、その人の恋愛の状態を表す線として、他の相との関わりや線の状態で判断します。
この線は生命線に寄り添うように現れ、どちらかと言うとよく見ないと見落としてしまうような薄い線であることが多いです。特に二重生命線と間違いやすいので注意が必要で、比べると長さが短く薄めであり、少し直線に近くなる相です。

線の位置と一般的な形状・長さ

生命線に寄り添うように平行に現れる線で、わずかな湾曲はありますが直線に近いものが一般的になってきます。長さは手のひらの大きさにもよりますが、3cm~4cm位が主な長さになり、これ以上長い場合は二重生命線であることが多いです。
おもにスピリチュアル能力が高い人や感受性が強い人に現れる線なので、誰でも現れる線ではない希少性の高い線になります。現れると、その人の恋愛の傾向や状態、どのような出会いになるかを判断することが出来るので、迷った時には判断材料になります。
また恋愛の状態や本人の心の動きで線の状態が変わったり他の相との関りが現れる線になり、それぞれの意味があります。流年法と照らし合わせるとある程度の時期や年齢などを判断することが出来ますが、その意味は少し難しくなります。

線の見方|長い場合・短い場合

印象線が持つ役割には長さによる意味の違いはほとんどなく、線の長い短いはあまり気にしなくても構いません。前記した流年法での判断で時期や年齢を判断した場合でも、終点が別れを意味するものではなく、愛情の変化ということになります。
最初は恋している気持も、付き合いを重ねるとそれが形を変えて尊敬になったり頼りに思う気持に変化するからです。お互いの気持がそのように変化して関係性が続くことは多くあり、それが直接別れになるのはむしろ少ないでしょう。
どのような関係になるかは他の相との関係において判断するのが正しく、印象線だけで見ることはほとんどありません。また始点が親指と人差し指の間から始まり長いしっかりとした線の場合は二重生命線であることが多くなります。

線の見方|線が濃い場合・薄い場合・ない場合

基本的には印象線は注意深く見ないと見落としてしまうような薄い線であり、基本線のように濃い線ではありません。しかし恋愛における気持や状況の変化においては多少の変化が見られることもあり、濃ければ充実していることを表します。
誰にでも現れるものではないのでこの相がない場合でも心配はなく、それが普通ですので問題ないと考えても大丈夫です。また線の濃さの変化は、恋愛よりもその人の感受性に依存することが多く、薄くなってくればなんらかの原因があると言えます。
ストレスや身体の不調などの影響により、感受性が弱まっていたりスピリチュアル能力が弱まっていることが考えられます。どちらにしてもSOSのサインとなるので休息をとったりリフレッシュして心身の状態を正常に保つよう心がけて下さい。

線の見方|右手と左手の違い

手相の多くは利き手で現在と未来について判断し、逆の手で潜在的なことや過去を判断してどのような状態かを占います。しかしこの相は役割が変わり、利き手は自分自身の状態で、逆の手は相手の自分に対する状態として見ていきます。
両手の状態が良い場合は相思相愛と判断して良く、お互いの心が深く結び合っていると見て間違いないでしょう。もし同じような線の状態ならば、これ以上ないパートナーとして長く関係性が結ばれることを示唆しているということです。
利き手にだけあり、逆の手にない場合は、相手の愛情が自分に向いていないことを表しているので話し合いなどが必要です。逆の場合は、自分の愛情が相手に向いていないことを表しているので、関係や気持の面でギクシャクすることが多くなります。

複数ある印象線の意味

1本出るだけでも珍しいですが、これが複数表れることもまれにあり、その解釈も単に複数の恋愛ということではないです。感受性が強いためこのようになることがあり、一本は自分が想いを寄せる人で、他は有名人などに憧れているということもあります。
またそれは人ばかりではなく、芸術性の高い作品にふれたり、印象的な場所を訪れた時に一時的に出ることもあります。利き手とは逆の手に複数表れた場合には、自身に想いを寄せる人が複数いることを表しているのでモテ期かもしれません。
ただ利き手に同じような状態の線が複数現れている場合には、複数の関係性を表しているので注意が必要になります。同じ愛情を同時に注ぐことは、返って関係性の悪化を招き、それが原因で全てを失ってしまうこともあるからです。

枝分かれしている印象線の意味

枝分かれしている意味は、関係の終わりと始まりを意味していて、関係や状態の変化を表している意味になります。印象線は生命線に向かっていく線は愛情の結びつきが強いということを表し、深い心の結びつきを示しています。
逆に生命線から離れていく方向に向かう線は、心が離れていく変化を表しておりその関係性の終焉を示しています。枝分かれしているということは、現在の関係が終わりを告げ、新たな関係が生まれることを教えてくれているのです。
つまり終わりと始まりが同時期に来ることを表しており、あらたな人生がスタートするという示唆になっています。思い当たる節があるかもしれませんが、新たな相手とスタートするか終わってしまうかはその時にならないとわからないです。

三又に分かれている印象線の意味

三又に分かれれている場合は、相手に対してや関係性に大きな迷いや様々な疑問が生じていることを表しています。その原因は相手の行動や言動によるもの場合や、自分自身の心変わりの可能性があり、関係性が崩れることを示しています。
どちらにしてもこのままでは、お互いの気持が離れてしまうことにもなるので、自分や相手と向き合うことが大切になります。関係を終わらせるにしても、修復しこのまま続けるにしても時が解決するようなことではなく、さらけ出すことが必要です。
もし急に全てを解決するのが難しければ、少しずつでも解決に向けて行動することが賢明であり、二人の幸せのためになります。そのままにしているとお互いの人生にも悪影響になるので、怖さもありますが勇気を出してとことん話し合ってみて下さい。

スター(星)がある印象線の意味

スター(星)は幸運が舞い込む印であり、印象線にある場合は、思いを寄せる人から思いがけないアプローチがある可能性があります。また現在、お付き合いをしている人や結婚している人は、相手との繋がりがより深くなるような出来事が起こる示唆になります。
その出来事に関することには、非日常のような出来事になり、ロマンティックなシチュエーションなど印象に残ることになります。それは高級なホテルやレストランなど、今まで体験したことのない、リッチなものや素敵なことであり、それが深い愛につながります。
それは意図しないところから舞い込んでくる可能性があり、二人の出会いと世界を祝福してくれることになるはずです。その印象深さに二人の絆はより深いものになり、人生においてより大きな幸せを運んでくれることになるでしょう。

クロス(十字)がある印象線の意味

クロス(十字)はその相の持つ意味や役割を打ち消したり、その意味を弱めてしまう相になり、印象線にある場合も凶相です。二人の関係やお互いを思う気持に何か邪魔が入る出来事が起こり、それが原因でその関係性にヒビが入ることを示しています。
原因は自分にあるかもしれませんし相手にあるかもしれませんが、話し合いをするなどして関係性を修復する必要があります。自分の中にその原因に思い当たる節がある場合は早急に解決するようにして、それを取り除くことが大切になります。
相手にある場合はすぐに表立ってこないかもしれませんが、根気よくそれを確かめ修復に努めることが必要です。その場合は取り乱したり、慌てたりすると逆効果になるのでじっくりとお互いの気持を向き合わせるようにしましょう。

フィッシュがある印象線の意味

幸運の前触れと言われているフィッシュが印象線に現れた場合は、素敵な出会いがあり交際することになることを示しています。それは人生に大きな意味を持っているかけがえのない出会いとなり、一生の宝となるような出会いになることでしょう。
また、現在交際している方がいる場合は、相手からプロポーズされるなど結婚のきっかけが生まれる可能性があります。どちらにしても、お互いにとって最高の縁であることは間違いなく、様々な面で幸せを運んでくることになるはずです。
すでに結婚して家族がいる方は、その絆が深まるような大きな出来事がおこり、その関係が深くなってさらに幸せになります。印象線にフィッシュが出た場合はどのような状態でも大吉の相であるので、喜びや幸福を期待して、さらに人生を豊かにして下さい。

グリル(格子紋)がある印象線の意味

結婚している場合、家庭円満や子孫繁栄、家族愛を表す印になり、その絆がとても深いことを示唆している相になります。もしかすると新しい命を授かることになる前触れの可能性もあるので、準備や心構えをしておくと良いかもしれません。
仕事やプライベートよりも家庭のことを第一に考える人であり、自分を犠牲にしても家族を守る行動をとることもある人になります。家族全員がその愛情を感じ取っていて、それに感謝しているのでいつも幸せな日々を送ることができているはずです。
すこし注意しなければいけない点を上げるとすれば、その愛情が深すぎるため、距離が近すぎることがあるので気をつけましょう。愛している家族といえど、ある程度の距離感はとても大切であり、その関係性をより良いものにするには必要なことです。

スクエア(四角紋)がある印象線の意味

印象線にスクエアがある場合は、注意や心構えが必要になり、何かネガティブな出来事が起こる前触れになります。それは気持が揺らいでしまったり、その関係性が崩れるような大きな出来事であり精神的ショックも大きいでしょう。
徐々にその兆候があり、そのような状態になるのではなく、なんの前触れもなくいきなり目の前に現れようなことです。しかしそのことに対して、必要以上に怯えたり悲観することはなく、むしろ大きな幸運が訪れるきっかけになります。
一時期は苦しい思いをするでしょうが、辛抱してその出来事を乗り越えることができれば、必ず流れは変わってきます。良い出来事を引き寄せるための壁だと思い乗り越えることができれば、必ず嵐は過ぎ去り幸せな日々が訪れるはずです。

印象線が生命線に到達している時の意味

印象線が生命線に向かって延びていき到達している時は、年齢や関係を重ねるごとに愛情が深くなっていくことを示しています。結婚しているのであれば、現在よりさらに心の結びつきが強くなっていき、関係性もより良くなっていくことでしょう。
状況によっては小さな問題やトラブルを抱えているかもしれませんが、じきにそれらは解消され純粋に愛情を向けることができます。また利き手とは逆の手にある印象線がこの状態であれば、相手が自分に対して愛情が深くなるという意味になります。
両手がこの状態であればさらによく、まさに相思相愛のような関係が深まり晩年まで幸せに暮らすことができるでしょう。また相手ばかりではなく自身や相手の両親や素晴らしい出会いがあったことを感謝するとさらに幸せが大きくなることでしょう。

印象線とモテ線が関係している時の意味

印象線も出ていてモテ線も出ている時には、その役割に良い面と悪い面があり行動や言動に注意しなければいけません。モテ線が現れているということは、自身の魅力が溢れており異性からの注目を浴びているということになります。
モテ期ということになりますが、せっかくの愛情がブレてしまう可能性がありその結果、大切な出会いを逃す可能性があります。人から注目を浴びるということはネガティブな面もありますが、その反面自分を成長させるきっかけにもなりえるのです。
魅力や内面を磨き、それを思いを寄せる相手に素直に伝えることによって、その思いは何倍も伝わりやすくなります。モテる時には、ついそのことに浸りたくなるのが心情ですが、そうではなく真面目に振舞うことが幸せに近くなるはずです。

印象線が近づいている時の意味

印象線が隣接する線は生命線になりますが、一般的には約3mmくらい離れていますがこれより近い場合があります。この時の意味は心に深く刻まれるような相手に出会って、その人がひと時も心から離れないような状況になっています。
その出会いは特別なものではないですが、なぜか心に触れるものがあり、気がついたら相手が心に残っていて離れない状態です。おそらく今まで感じたことのないような感情になり、その気持は暖かく、時には切ない気持を含んでいるかもしれません。
とても純粋な気持になっているので、普段とはちがって相手と少し話しただけでも緊張したり、上手く気持を伝えられないでしょう。恋愛には苦しみも含みますが、それはスパイスであり、じきに心を豊かにしてくれるので、慌てず落ち着いて気持を伝えてみて下さい。

まとめ

スピリチュアルや感受性に関連する線であり、主に恋愛や愛情に関わることを表す線である、印象線に関して説明してきました。誰にでも現れる線ではありませんが、現れると恋愛や愛情に関する傾向や状態などを把握出来るようになります。
出ている人は感受性が高いため、他の人では感じないようなことを受け止めたり考えるので、傷つく場面も多くなります。しかしその分相手の気持になれたり、優しくなれるというメリットも出てくるので、より深みのある恋愛が出来るはずです。
その恋愛がその人の人間性を成長させてさらに人生を充実させることにもなるので、より幸せに近いということになります。ぜひそのメリットを活かして自分の気持ちを大切にし、相手の気持を感じ取って素敵な恋愛が出来るようにして下さい。