手相

二重運命線の見方|特徴別に解説するビジュアル手相占い

二重運命線とはその名の通り、運命線が2本ある状態を指します。この手相を持つ人は多くないと言われており、比較的珍しいタイプです。

では一体、この線はどんな意味を表すのでしょうか。時間とともに線が変化していくことがあるので、事前に正しい見方を把握しておく必要があります。

ここでは、二重運命線が出る位置や正しい読み方について詳しく紹介していきます。意味を正確に理解して、今後の仕事や人生に役立てていきましょう。

二重運命線の基本の位置と意味|見るべきポイントを解説

二重運命線は手の中心に表れるのが一般的です。中指の付け根から生命線のほうに向かって伸びていますが、途中で曲がったり八の字を描いたりすることもあります。

二重運命線を持っている人は、本業とサイドビジネスをうまくこなせるタイプです。ただ、男性と女性では若干意味が異なります。女性だと、結婚や家庭よりもキャリアを優先する傾向があり、仕事で結果を残していくことになります。男性は本業と副業で安定した収入を得ることができるため、経済面は特に心配ありません。

線の位置と一般的な形状・長さ

二重運命線がでるのは中指の付け根です。他の指から出ている縦線は、別の線になります。

ただ、二重運命線がどこで終わるかは人によって違います。手の中心から若干下にある生命線のあたりで終わるのがほとんどですが、線の長さは人それぞれです。長さは時間とともに変わっていくため、最初は短い線でも、いつの間にか伸びていることがあります。

ただ、二重運命線の始点が変わることはありません。終点はバラバラですが、始点は中指の下と決まっているため、他の線と見分ける際に役立ちます。

二重運命線は誰にでもあるものではなく、非常に稀な手相なので、普段手相を見慣れていない人でも、他の線との見分けることは比較的簡単だと言えるでしょう。

線の見方|長い場合・短い場合

二重運命線が長い人は、本業と副業、仕事と趣味をうまく両立できるタイプです。

線の長さは時間と捉えることもできるため、線が長い人は長期的にじっくり取り組むことができるタイプでもあります。ブレることなくまっすぐ取り組むことができるので、大きな成果を出す可能性が高いと言えます。

一方で短い人は、今後やりたい仕事と趣味が見つかる可能性があります。現状はやりたいことが見つからずに迷っているかもしれませんが、一番やりたいことが見つかれば前向きに取り組めるタイプです。

人生をかけて取りくめることが見つかる良い暗示なので、焦ることはありません。今は線が短くても、落ち着いて進められるものが見つかれば、線も次第に長くなっていきます。

線の見方|線が濃い場合・薄い場合・ない場合

濃い二重運命線を持つ人は意志があり、本業と副業どちらも成功できます。本業で多くの収入を得られるだけでなく、趣味も本業並みに稼げる可能性があります。

一方で薄い人は、仕事ややりたいことに対する意志が少なく、成功するのが難しいと言えます。副業とのバランスがうまく取れず、どちらも失敗してしまう可能性が高いので要注意です。

ただ、目標が定まっていない10代の若いうちは線が薄いケースが多いので、過度に落ち込む必要はありません。今はまだ考える時期だと言えます。手相は常に変化していくため、明確な目標が定まるようになれば、次第に線も濃くなっていきます。

二重運命線がないのは、仕事に関心がないことを示しています。ただ、働かなくても生きていけるという捉え方もあるので、決して悪い相ではありません。

線の見方|右手と左手の違い

手相では左手を先天的、右手を後天的とみなします。生まれ持った性質をみたいときは左手、現状を把握したいときは右手をチェックしましょう。

右手の手相は、今自分が置かれている状況や習慣によって変わるため、ずっと同じということはありません。

左手に二重運命線が出ている人は、もともと本業と副業を両立できる性質を持っています。自分の根本的な部分を見直したい場合は、左手の手相を参考にしてみましょう。

左手に良くない印が出ていたとしても、生活や習慣を変えていく努力をしていけば、右手に良い手相が表れるようになります。右手に良くない手相が出ているときは、今の自分の生活を一度見直してみて、改善する努力をしていきましょう。

切れ切れになっている二重運命線の意味

二重運命線が切れ切れになっている人は、パワー不足の状態です。マイナス思考だったり、迷いが多かったり、挑戦する気持ちが欠けている人によく出ます。

悩み事が多い若いうちは、切れ切れになっていることも珍しくありません。ただ社会人になっても切れ切れになっているときは注意が必要です。やりたい事が見つからず、転職を繰り返してしまい、定職につかないまま年齢を重ねていく事が考えられます。年を重ねてから転職するのは難しいので、晩年は苦しい生活を強いられることもあります。

大人になってから切れ切れの二重運命線を見つけたら、早めに行動して定職につく努力しましょう。未来からの警告だと捉えて、前向きに行動していけば、次第に手相にも変化が表れます。

直線になっている二重運命線の意味

二重運命線が直線になっている人は、若くして才能や能力を発揮する可能性があります。能力が開花する時期が早くなっても、その能力が途中で衰えてしまうことはなく、死ぬまで発揮し続けます。

多方面で活躍できる相なので、二つの異なる事業を展開し、どちらも成功を収める可能性があります。また、最初は趣味で始めたことが、トントン拍子で発展していき、本業以上に成功することも考えられます。副収入も次第に利益が右肩上がりで増えていき、本業を超える可能性があります。

何か一つに絞って努力していくよりも、多方面に目を向けてチャレンジしていったほうがうまくいきます。自分が興味を持ったことには、積極的にチャレンジしていきましょう。

ますかけ線と交差する時の二重運命線の意味

知能線と感情線が一つになったますかけ線は非常に珍しい手相で、強運の持ち主とされています。他の線と交差すれば、その強運がますます強くなります。

ますかけ線と二重運命線が交わっている人は、強いカリスマ性があります。将来、政治家や経営者となって大成功を収めるかもしれません。

若い頃から頭角を表し、様々な業界で活躍していくでしょう。仕事で大成する可能性が高く、大物になれる良い資質を持っています。

運命を開くには、自分のやりたいことを早い段階で見つける必要があります。好きなことを見つけてスタートしてしまえば、後は問題ありません。ただし、スタートしないままでいると強い個性が悪い方向に出てしまい、ただの変わり者として人生を終えてしまうこともあります。

島がある二重運命線の意味

楕円形をした印は「島」と呼びます。手相に表れる島は、近い将来トラブルが発生したり、スランプに陥ったりすることを暗示しています。

二重運命線に島があるときは、仕事運の悪い時期です。何をやってもうまくいかず、これまで頑張って努力してきたことが途中でストップしてしまうことも考えられます。

この時期に無理して働こうとしても、事態が悪化する一方なので、現状維持を心がけるのが一番です。新たな事業・プロジェクトを立ち上げたり、会社を起こしたりということは考えず、勉強して自分を磨くことに時間をかけましょう。

島が出ているからといって落ち込まず、自分が今何をすべきか見極めることが大切です。悪い時期は長くは続かないので、スランプを乗り越えるまで我慢しましょう。

枝分かれしている二重運命線の意味

枝分かれしている二重運命線は、途中から新たなことを始めるという意味があります。新しく始めたことがうまくいく可能性が高いため、一般的には良い手相と捉えられています。

本業とは別に始めた事業がさらに発展したり、複数の事業を手がけたりする可能性もあります。基本的に幸運の訪れを暗示しているので、自分のやりたいことがあるなら、積極的にチャレンジしていきましょう。最初はあまり本気を出していなくても、いつしか収益が発生して、本業並みに稼げることもあります。

一つのことをコツコツ努力していくよりも、様々な事業に目を向けたほうが本来の才能を発揮しやすくなります。副業や趣味が活性化すれば、本業にも良い影響が表れます。

三又に分かれている二重運命線の意味

二重運命線が三又に分かれている人は、迷いのない人生を歩んでいく人です。人や環境に流されることなく、迷いをどんどん跳ね除けて、自分が選んだ道を進んでいくことができます。

このタイプは小さい夢を持つより、大きな夢を持つほうが本来の力を発揮しやすくなります。大きな仕事をするにふさわしいので、夢を大きく掲げれば、トップになれる可能性があります。

活躍する場も日本に限定するより、世界に広げたほうがうまくいきます。日本で始めた事業が海外でうまくいったり、グローバル化したりすることも考えられます。

仕事や趣味など多方面で大きな成功を得られる可能性があるので、自分がやりたいと思ったことは、迷わず進んでいきましょう。

スター(星)がある二重運命線の意味

3本の短い線が1点で重なって星のように見える印はスターと呼ばれ、幸運の訪れを暗示しています。

二重運命線にスターが出ている人は、今後幸運に恵まれて大発展する可能性があります。予想外のところから思わぬ幸運が訪れるため、自分でも信じられないと思うことがあるでしょう。本業や副業が評価されて、思いがけない地位や名誉を得ることも考えられます。

スターが出ているときは様々な幸運に恵まれるため、トントン拍子で事が進んでいきます。良きビジネスパートナーに出会ったり、大金が舞い込んだり、何かと幸運に恵まれる時期です。

2つ以上の仕事をこなしている人は、手がけている仕事すべてが成功し、状況が大きく変わる可能性があります。

クロス(十字)がある二重運命線の意味

短い2本の線があわさった印はクロス(十字)と呼ばれ、基本的に悪い意味を示します。

二重運命線にこのクロスが出たときは、進行中の仕事がアクシデントに見舞われる可能性があります。

仕事運や社会運が下がっている時期なので、やろうと思っていた計画が途中でストップしてしまうことも考えられます。この時期は生まれ持った強運が発揮しにくいため注意が必要です。

クロスの線が薄いなら軽いトラブルで済んだり、トラブルを回避できる可能性があります。ただし、線が濃いとトラブルを後々まで引きずる可能性があるので要注意です。

この時期は何か新しいことを起こしてもうまくいきません。無理して頑張ろうとせず、今までの自分のやり方を見直して、悪い部分がないか考えてみましょう。

フィッシュがある二重運命線の意味

魚のような形をした印はフィッシュと呼ばれ、幸運が近づいてきていることを示します。

二重運命線にフィッシュが出ている人は、現在進行している複数の仕事が成功し、大きく前進できるチャンスです。会社で高い評価を受けたり、昇進のチャンスに恵まれたり、様々なラッキーが起こります。

フィッシュはかなり珍しい印なので、薄い線が出ているだけでもかなりラッキーです。

ただフィッシュが出ていても、自分で行動を起こさなければ幸運が逃げていってしまいます。前からやりたいと思っていた事があるなら、フィッシュが出ている間に挑戦しましょう。「絶対にチャンスを掴む」という強い意志で進めば、運命も大きく前進していきます。

まとめ

二重頭脳線を見れば、今後の仕事運や社会で成功する可能性などを把握することができます。二重頭脳線が手相に出ているだけでもかなりラッキーなので、努力を重ねれば大きく成功できるでしょう。

ただ、努力が間違った方向に行ったり、トラブルが起きそうになったりすると、二重頭脳線に悪いサインが出ることがあります。悪いサインを見つけても落ち込まず、自分の行動や計画に問題がないかどうか一度チェックしてみましょう。状況を改善すれば、悪いサインも消えていきます。

ラッキーサインが出ているときは、何をしてもうまくいきやすい時期なので、積極的に行動しましょう。待っていても幸運は訪れないので、自分から行動を起こすことが大切です。