手相

四角紋の見方|特徴別に解説するビジュアル手相占い

手相には良いことを示しているものもあれば、災難などを示しているものもあり、線や形の状態によって色々なことを表しています。その中でも四角紋(スクエアとも言います)と呼ばれるものは、現れていると事態が好転したり危機を回避する線です。
出ている場所や、濃さなどの線の状態で解釈や意味合いは変わってくるので、一つずつ理解しておくのが大切になります。ここでは、吉相となる四角紋の意味を、場所や状態などで説明するので、自分や家族、知人などの手相を見ながら確認してみて下さい。

四角紋の基本の位置と意味|見るべきポイントを解説

四角紋は手相のどの位置に現れたとしても、とても良い手相であり、その場所の役割を強めたり幸運が近くにあるという示唆になります。仮に良くないことを示している場合でもこの線があれば、それを弱めてくれたり無効にしてくれる働きをします。
場所によって役割や意味合いが変わりますが、現れると急激な変化があり、人生が好転していくことになる手相です。不遇な人生を送っている人や努力をしても浮かばれない人にとっては、まさに大逆転が起こる前触れであり大吉の相になります。

線の位置と一般的な形状・長さ

どの位置でも現れる可能性があり、その場所によって意味と役割が変わりますが、どの位置でも吉相になります。形状は四角形の形になっており長さや大きさに関しては、意味に大きな違いは無いので気にしないでも大丈夫です。
四本の線で「#」の形状になっている場合も、ほぼ同じ意味と解釈しても良く、例外はありますがほぼ違いはありません。長さも極端に長方形になっているものでなければ四角紋とみなしてよいですし、正方形に近いからといって強い意味はありません。

線の見方|長い場合・短い場合

四角紋は線の長い短いで解釈や意味合い変わることはほとんどないので、線の長さを気にする必要はありません。手相の位置や場所などの関係においてそれがどのようなものかを判断し、状態や今後起こることを見ていくのです。
あくまでも線という見方ではなく、”紋”という見方であり、わかりやすく言うと形ということになっていきます。その形は四角形だったり、記号の#になり、大きさではさほど意味を気にせずに判断しても問題はないということです。

線の見方|線が濃い場合・薄い場合・ない場合

濃い場合はそれだけ確実性があり、強く示している意味になり、良いことが近い将来訪れることを示唆しています。薄い場合でも現れていれば、吉相と判断しても良く、来るべき時になれば濃いしっかりとした紋に変わっていくでしょう。
まったくない場合や、現れていない場合でも、落胆したりがっかりする必要はなく、努力を続けていれば出ることもあります。人生が好転したり、良いことがおきて流れが激変する合図といえる手相なので、いつ現れるかわからないということです。

線の見方|右手と左手の違い

手相は利き手で現在や将来を判断し、逆の手で過去やその人の資質を見ていき総合的にその人を占っていきます。右利きの人が右手に四角門が出ている場合は、近い将来に良い出来事が起きる前触れということと考えて良いでしょう。
逆の手である左手に出ている場合は同じくとても良い運気の流れになっていて、ある出来事で好転するという示唆になります。どちらの手に現れても大吉となる手相ですが、細かい解釈と意味は出る場所などによって判断するということです。

両手に四角紋がある時の意味

両手に現れた場合は、その人が持つ資質に、努力や行動が伴って良い転機となることを示し、近い将来に良いことがある示唆となります。特に同じ位置や丘に、現れると強力な印となり自らの想像を超えるような出来事が待っているという意味になります。
もし、それまで辛い人生であったり恵まれない境遇にあったとしても、現状が180度変わるようなことが起こります。何かに向けて努力をしている方であれば、その努力が認められ、自分が思っている以上の結果や成果が現れるでしょう。

生命線にある四角紋の意味

線上に現れた時は、その位置で大きな出来事があり事態や人生が好転することを示し、幸福に転じることを示しています。もし、それ以前に良くないことを示していて、それが災いだったとしても、大事に至らなかったり結果的に良い影響を及ぼします。
生命線が途切れている時は、生命力が弱まったり大きな病気や怪我の示唆になることもありますが、その隙間にある時は大丈夫です。隙間に四角紋があれば良くない事が起こっても、寸前で回避できたりそのことが良い出来事に繋がったりします。

知能線(頭脳線)にある四角紋の意味

吉相になる四角紋ですが、知能線(頭脳線)上に現れた時は少し注意が必要になり、慎重な行動をするべき時です。その役割と意味は、何かの病気やケガや他の事柄により思考をしたり考えたりすることが出来なくなる示唆になります。
思考が出来ないということは行動にも大きな影響を及ぼすので、そのような出来事が起きないような行動をして下さい。ただ、この時期は集中力や想像力がとても充実する時期でもあるので、このあたりは是非活用したいところになります。

感情線にある四角紋の意味

感情線にある四角紋は少し複雑であり、どの位置にあるかで解釈や意味が変わってきますが、基本的には良い手相です。霊感があったり、スピリチュアル的な能力が高い人、直感が鋭い人に現れる手相で突然現れたり消えたりします。
その才能が開花された時に現れますが、体調が悪かったり、精神面の状態が良くない時には、薄くなったりすることもあります。また何かの障害を暗示している場合もありますが、それを乗り越えると思っている以上に事態が好転して幸福を手に入れます。

運命線にある四角紋の意味

運命線に重なる四角紋は良くない出来事やネガティブな事案が身に起こりますが、それが転じて事態が好転する印です。例えて言うならば勤めている会社が倒産しても次の仕事が自分にとって良い条件であったり、収入が上がったりということになります。
四角紋の意味として、好転や転機というのがあり、悪いことを抑えたり、良い流れに変わるということになるのです。ですのでもし直近で、災いが起きてもがっかりせずに前を向いていれば、必ず幸福を引き寄せることになります。

太陽線にある四角紋の意味

太陽線に重なる四角紋は陰や損失、欠損が大きくプラスに転じることを示し、それまで心に引っかかっていることが晴れるでしょう。借金などお金の面や、人間関係で心に残ることが何かの出来事で一気に解決できることとなり、幸福に転じる印です。
しかしその出来事には困難があったりするので、それを乗り越える為の体調や精神の状態には気をつける必要があります。ただ乗り越えられないようなことは起こらないので、その先には幸福が待っていると思い、頑張るとよいでしょう。

財運線にある四角紋の意味

大きな出費がある可能性はありますが、この出来事がきっかけになり、金運や財運が好転することを示しています。会社を起業する時などにはこの状態になる場合がありますが、その後の成功を示唆しているので、あとは行動あるのみです。
成功の前には辛いことや乗り越えなければいけない壁が多くでてくると思いますが、それを乗り越え結果を手にすることができます。大切なのは、自分を信じて目標や理想を目指す姿勢や頑張りですので、諦めずに前に進むことが大切になります。

結婚線にある四角紋の意味

結婚前の方は、家庭の事情や周りの反対などの障害を乗り越え、無事にゴールインができることを示しています。結婚されている方は、様々な家庭問題などが解決に向かう出来事が起こり、事態が好転していくという示唆になります。
どちらにしても今現在問題を抱えているということになりますが、必ず良い流れになり幸福を引き寄せるのであきらめないことです。不倫や金銭の問題は、当事者にとって最悪な展開にはならずに解決に向かうので、油断はできませんが安心して下さい。

旅行線にある四角紋の意味

旅先でのちょっとしたトラブルやアクシデントにより、それが転じて幸福をもたらしたり人生にプラスになる出会いがあります。仮に命に関わるような出来事でもそれを回避できるということを示していて、ネガティブなことを避けることができます。
例えば車に乗っていてパンクして「ツイてないな」と思ったとしても、そのおかげで事故を回避できたというようなことです。大切なのはせっかくの旅行ですので、ちょっとしたトラブルくらいはそれも旅のスパイスだと思うような余裕を持つことです。

親指の付け根(金星丘)に現われる四角紋の意味

身内や親友など近しい間柄の影響により、事態が良い方向に向かうことを示しており、幸運が近いことを表しています。もし今現在悩んでいることや足かせになっていることがある場合は、思い切って相談することをおすすめします。
なにか良い助言をもらえたり、問題を解決する手助けをしてくれるはずですし、それが後の幸運につながっていきます。また思わぬ良い話や、良い提案などをされる可能性があるので、そのような場合はじっくりと耳を傾けると良いでしょう。

人差し指の付け根に(木星丘)現れる四角紋の意味

一番大切にしている願いが叶ったり、普段遠くに感じている願望が叶うことを示していて、それが近いことを示唆しています。普段「遠い夢だな」と考えていることも、叶う可能性がとても大きいので、躊躇しているならば思い切って一歩進むべきです。
またここに現れる#の四角紋は別な役割と意味を持っていて、多くの人から尊敬されたり支持を受けるという相です。教師や弁護士、政治家や芸能人など周囲の支持が直接結果に現れる仕事で成功している人には、多く現れている手相であります。

中指の付け根(土星丘)に現れる四角紋の意味

努力していることが成果を生み、その結果や影響が人生を好転させることになるということを示す手相になります。今までコツコツ積み重ねてきて日の目を見ることがないことが一気に注目され、人生が変わることになるでしょう。
またもう一つの意味で、「九死に一生」という役割と意味を強くもっているので、大事故や命の危機などから回避することになります。ですので思いがけない悪い出来事が仮にあったとしても諦める必要はなく、むしろその出来事をきっかけに好転することとなります。

薬指の付け根(太陽丘)に現れる四角紋の意味

この位置に現れた時は、結果や成果というよりもそれを得るためのチャンスがやってくるということを示しています。とはいえ、これまでにない大きなチャンスとなりますので、それを感じた時には迷わず挑戦するとよいでしょう。
大きなチャンスというのそう何度も訪れるものではなく、それを逃すと良い運気も逃すことにもなりかねません。困難や苦労も感じさせるかもしれませんが、人生を変えることになるチャンスですので是非活かしてほしいところです。

小指の付け根(水星丘)に現れる四角紋の意味

この位置の四角紋は、好転と後退の相反する二つの意味を持ちますが、どちらにしても最終的には幸運につながります。特に金銭的なことや財産に関わることに関係し、大きなダメージを負うことも考えられ、絶望を感じる可能性もあります。
しかし、どのような場合でも最終的には解決できる出来事が起こるので、諦めずに対処してくことが大切になります。そしてその出来事が起こった後には必ず運気の流れが良い方向に向い、一変した良い人生を送ることが出来るでしょう。

月丘に現れる四角紋の意味

出張や旅行など移動が伴う時の災難から身を守ったり、それを回避するという暗示になり、また災難が起こるという暗示です。被害などは最小限で済み、大事には至りませんが、もし帯同する人がいる場合はその方に被害がある場合も考えられます。
トラブルは高い確率で起こるので可能であれば、移動先の場所を変えたり、日時の変更をするのが賢明となります。もちろん四角紋が持つ、好転するという役割はあるので、その後は良い運気になりますが、油断をしないことが大切になります。

地丘に現れる四角紋の意味

地丘は、霊感やスピリチュアルにまつわることを示す位置になりますが、この場所の四角紋はその役割を強める意味になります。特に根拠もなく、直感や感覚での行動が、危険を回避したり、良い成果をもたらす選択をすることが出来る資質を持っています。
また会う人を感覚的に捉えて判断する能力にも長けているので、騙されたり利用されるような場面を事前に回避することができます。その能力を自分ばかりではなく人のために使うとさらに運気が好転し、多くの喜びや幸福を手にすることができます。

火星丘に現れる四角紋の意味

第一火星丘に現れている場合の意味は、人間関係のトラブルや、そのきっかけによる被害を回避することを示しています。また災い転じて運気が好転する合図でもあるので、最後まで丁寧に対処することが大切であり、それが幸運を引き寄せます。
第二火星丘に現れている場合は精神面での充実を表し、気持の面で大きく前進出来るとが起こることを示しています。それまで正直者が損をするような場面で、辛い思いをしていても、周囲がそれを認めてくれて良い転機となるでしょう。

まとめ

とても良い相であり、大吉相でもある四角紋についてその役割と意味を紹介してきましたが、より理解して頂けたはずです。どの場所や線に重なるものでも、今までの人生が一変するような幸運に恵まれたり、重大な危機を回避できる意味になります。
人生は山あり谷ありですが、どのような場面でも誠実に努力を積み重ねていると、いつかはその成果が現れてきます。どんなに不遇な毎日を過ごしていてもその結果が幸福を呼び込み、充実した人生に変わることになってくるはずです。
人によってそのタイミングがいつ来るかはそれぞれですが、大切なのは一歩ずつ確実に積み重ねることになります。そうすれば四角紋が手相に表れて危機を回避したり、人生を一変させる良い出来事が訪れ幸福になれることでしょう。