手相

土星帯の見方|特徴別に解説するビジュアル手相占い

一つのジャンルで突出した結果を残したり、もの凄い集中力を見せるような人に出る「土星帯」という手相があります。またオタク気質や職人気質になどにも関係し、この性質が良い面として表れるとそれだけで成功に近くなり幸福に近くなります。
人に少し変人と思われたり、孤独になるなどネガティブなこともありますが、天才と呼ばれる資質を持っているのも事実です。この手相がもつ性質や資質を含めどのような線なのか、場所はどの位置に出るの線なのかなどを説明していきます。

土星帯の基本の位置と意味|見るべきポイントを解説

土星帯(土星環ともいう)の位置はは中指の付け根の位置に、人差し指の付け根と薬指の付け根の間に囲むように出現します。長さや濃さなどは人それぞれですが、基本的に形が綺麗に弧を描いていたり複数本ある場合は、その特性が強い印になります。
この線が出ている人の特徴は、一つのことに集中でき忍耐力や持久力があり研究心も強く高い集中力を持っている性質があります。また性格的に、あまり派手な行動をや考えを好まず、オタク気質だったり職人気質が強くなっていく性格になります。

線の位置と一般的な形状・長さ

丁度中指の下の付け根辺りに、人差し指の付け根と薬指の付け根に丸みを帯びながら弧を描くように線がでます。一般的な形状として円を半分にし逆向きにしたような形をしていますが、直線状の線で角がある場合もあります。
線の長さは人それぞれになり、線がしっかりと長くつながっていると、その性質が色濃く出ている示唆ということです。線が短くて形が小さい時でも、その性質はありますが、長い線よりはその資質が弱く、突出しているほどではないということです。
とはいえこの手相が出ている人は、他の人よりも集中力が高く、持久力も高いので、一つのことを極めればよい結果を得られます。あるジャンルで突出した結果を残す、回りから天才と呼ばれるような人には、どのような形であれ土星帯があることが多いです。

線の見方|長い場合・短い場合

線が長い場合は必然的に弧を描いている線の形が大きくなりますが、それだけその性質を多く持つということになります。特徴として自分の得意ジャンルだったり、好きなものに対してもの凄い集中を見せますが、それ以外には興味を示しません。
そのため周りからは奇人・変人に見られたり、クセが強いので敬遠されやすいというネガティブな一面を持ちます。本人もそのあたりは自覚し感じているのでどうしても孤独になりやすく、人間関係があまり円滑ではない場合が多いです。
線が短く形が小さい場合もその性質や特徴を持ちますが、短いほどその性質を多く持たないので苦労は少なくなります。本人がそれを理解して上手くバランスをとると問題ないですが、長い場合と比べると結果が出にくいということです。

線の見方|線が濃い場合・薄い場合・ない場合

中指の下の付け根辺りを土星丘といいますが、ここが程よく血色が良く、ハリがあり膨らんでいると吉相となります。この場合線がない場合でも、同じような意味を持ち、特に高い集中力で様々な成果を出せるということになります。
線が太く、しっかりと濃い場合は、才能や能力が高く、集中力や忍耐力を結果や形にし成功することができる印となります。また線がそれまでより濃くなった場合は、自分の才能や実力を発揮しやすい状態になっているので、周囲の評価を受けやすいです。
線が薄い場合やこれまでより線が薄くなってきた場合は、資質としてはあるものの集中力が弱まっているという示唆になります。またこの場合は心身における充実度が下がっているので、ささいなミスやうっかりなどに注意することが必要です。

線の見方|右手と左手の違い

基本、手相を見るときには、現在や未来の状況を利き手で判断し、過去や資質を利き手とは逆の手で判断していきます。右手が利き手の方は、現在や未来の状況を右手で判断し、どのような資質があるかを左手で判断します(左利きの場合は左右逆で見る)
右手に土星帯がある場合は、現在集中できる事柄を持っていたり、またはその状況にあるということを示しています。左手にある場合は解釈が変わり、自分の資質や才能などが今後どのくらい影響して良い方向に向かっていくかがわかります。
また両手に出ている場合は、過去から未来にかけて、自分の資質や才能が上手く繋がっていき、成功を得やすい状況になります。土星帯が示す才能や資質を持っている人は、上手く花開けば大成功できるので、状況や内面をきちんと見つめる必要があるのです。

二重になっている土星帯の意味

この線が一本の線ではなく、二重の線がある場合がありますが、意味としてはこの手相の資質がさらに強く出ているということです。物事をさらに深く掘り下げる観察力を持ち、高い集中力や忍耐力を発揮することができる能力の持ち主ということになります。
そのため、他の人と意見が合わなかったり、孤独になることがさらに強く出てしまうので、大成しにくいデメリットがあります。頑固な性格を本人も自覚しているためふさぎこむことも多く、人間関係が上手くいきにくい環境になってしまいます。
とはいえ、人並みはずれた集中力や忍耐力を発揮できる環境になれば多くの場合、結果を残すことになり、成功に近いといえます。人間関係や、周囲や現実とのバランスがキーポイントとなりそこが上手く行けば、大きな功績を残す人となるでしょう。

三重になっている土星帯の意味

この線が3重になることは大変珍しいですが、1本でも2重でもなく3重の場合は、それだけでとてつもない資質を持っています。自分独自の世界観が強すぎるため、周囲との調和やバランスなどは皆無になることが多いですが、その分大きな才能でもあります。
基本孤独を好み、周囲を遠ざけていますが、それは才能が高すぎて人が理解できない世界観を持つためになります。自分で思っている以上の集中力があり、それをコントロールすることが出来ないため、体調を崩したり精神を病む場合もあります。
かなり表裏一体ではありますが、才能を上手く発揮できた場合は、周囲が想像できないものを作りあげることができます。そして結果が生まれた場合は、周囲から神の領域と賞賛されたり、天才の名をほしいままに出来るという手相です。

切れ切れになっている土星帯の意味

線が切れ切れになっている場合の意味は、持っている集中力や忍耐力が何らかの影響で弱まっている示唆になります。またその影響が原因でネガティブなことがおきる予兆でもあありますが予め対処すると回避でき、線は普通に戻ります。
その原因は様々ありますが、長年積み重ねている人間関係のストレスだったり周囲とのトラブルなどが考えられます。性格上、中々難しい部分ではありますが、ネガティブな要素を対処することは大切ですので一度落ち着くことが必要です。
また体調が崩れている時にも、線が切れ切れになり、集中力や忍耐力を発揮できない状態に陥ることがあります。今まで普通の線が、この状態になった時には、一度立ち止まりメンタル面、体調面などを合わせて対処するようにしましょう。

直線になっている土星帯の意味

普通は丸みを帯びているのが土星帯の線ですが、線が直線になっていて逆三角形の形をしている場合があります。この場合の基本的な意味は変わりませんが、より突出的な性格だったり、特異な思考を持っていることが多くなります。
また運命線と繋がっていたり、直線が長い場合は、なにか運命的なことが起こる前触れの相となり、大きく状況が変わる印です。周囲をあっと驚かせるような能力を持ち、自分で道を切り開ける力の持ち主ともいえるので、自分を信じて進むと良い成果が得られます。

まとめ

土星帯が手相に表れている人は、唯一無二である独自の世界観を持ち、それを維持する集中力や忍耐力を持っています。また自分を曲げない頑固さがあり、多少の困難や批判も跳ね返す性格が特長ともいえるので成功か失敗の両極端の人生になります。
しかし持つ能力や才能は人並み外れたものがあり、それが最大の強みになり、自分で人生を切り開いていくタイプです。この線を持つ人は周りから、天才と呼ばれたり、行動を神の領域などと比喩されることも多く、常人では理解できない力を持ちます。
メリット・デメリット、好不調などの波が激しくなりやすい特徴もありますが、バランスをとり上手く流れに乗れば成功も可能です。悪い部分と良い部分は表裏一体なのでそこを理解し、地道な努力を続けると多くの結果や賞賛が手に入るでしょう。