手相

月丘の見方|特徴別に解説するビジュアル手相占い

手首の上にある月丘は、手相の中でもかなり目立つ部分になります。この月丘を見れば、その人の想像力や芸術性を読み取ることができます。将来、芸術やクリエイティブな分野で活躍したいと考えている人は、月丘に出ている線や印をチェックしてみましょう。悪いサインが出ていても落ち込まず、どのような点に注意したらいいのか把握して、改善策を見つけることが大事です。ここでは、月丘の位置や基本的な意味、他の印や線との関係について解説していきます。

月丘の見方|基本の場所と意味を解説

親指と反対側にある手首から上のエリアを月丘と呼びます。この月丘は主に創造力や美的センスを司っており、その人のクリエイティブな能力や感性を表しています。月丘の反対側にある金星丘は、その人の故郷や血縁者との縁を表します。一方で、金星丘の反対側にある月丘では、故郷から離れた場所や、血縁者以外の人との縁を表します。その人が持つ理想や夢への姿勢を読み取ったり、ロマンチストかリアリストかどうかを判断できるのが月丘です。

盛り上がりが大きい時・小さい時の意味

月丘に張りが出ていて、適度な盛り上がりがある人は、芸術的な才能を秘めています。創造力にあふれ、オリジナリティーあふれた作品を残すことができます。独特な感性や創造性が活かせる分野で活躍できる人です。おしゃれで美的センスも良く、人から好かれる傾向があります。盛り上がりが小さい人は、理想と現実のバランスが取れる人です。理想や夢を持ちながらも、身の丈にあった目標を設定して前進していくことができます。盛り上がりが大きすぎる人は、人並み以上の才能を持っていますが、現実と理想とのバランスを失いがちです。空想にふけてばかりいるのはやめて、もう少し現実に寄り添った考え方を持つようにしましょう。

月丘がへこんでいる時の意味

月丘がへこんでいたり弾力がないときは、夢や理想よりも現実を重視している傾向があります。向上心が欠けて現実に甘んじているところがあり、内面的に豊かになれない部分があります。日々同じことをこなすのではなく、時には違う世界に目を向けてみましょう。好奇心を抱いて様々なことに関心を抱くようにすると、自分の世界が広がります。環境の変化に適応するまで時間がかかるかもしれませんが、勇気を持って努力していけば内面的な豊かを手にいれることができます。何かやりたいことを見つけたり、目標や理想を掲げることで現状を打破できます。

スター(星)が月丘にある時の意味

短い3本以上の線がクロスして星形になっている印はスターと呼ばれます。月丘にスターが表れているときは、創造力が発揮されやすいときです。クリエイティブな分野で突然才能が開花し、世間から注目されて成功や幸せが手に入る可能性があります。自分のアイディアが仕事に活かされて、高い評価を得ることもあるでしょう。スターが出ている間は幸運期なので、素晴らしい出会いがあったり、突然人気を得たり、何かと良い出来事に恵まれます。コミュニケーション力も高くなっているため、人から好かれて一気に人気者になる可能性もあります。

トライアングルが月丘にある時の意味

月丘に三角の形をしたトライアングルが表れたときは、クリエイティブな才能が発揮されやすくなっています。自分の感性や芸術的なセンスが活かされ、クリエイティブな分野で成功を手にしやすい時です。努力が報われるサインでもあるので、これまでコツコツ頑張ってきたことが脚光を浴び、一躍有名になる可能性もあります。コミュニケーション能力にも恵まれ、対人関係も良好です。この時期は周囲の人々のサポートを得ながらトラブルを乗り越えていくことができます。自分の創造性や人の縁を大事にすれば、成功を収めることができるでしょう。

縦線が月丘にある時の意味

はっきりした縦線が月丘に表れたときは、アイディアが豊富でひらめきに優れています。自分のひらめきや美的センスをビジネスに活かせば、注目を浴び、大きな成功を収めることができます。一方、細い縦線が月丘にあるときは、ストレスを抱えやすい暗示です。体調を崩しやすい時期なので、無理はせず、適度な休息を心がけましょう。月丘にハリがないときに縦線が出ると、ひらめきが鈍り、現実的な考え方に傾きます。夢を追うよりも現実を重視しがちです。複数の縦線が出ている人はロマンチックでモテやすい人です。縦線の出方によって解釈が異なってくるので注意しましょう。

横線が月丘にある時の意味

月丘に横線がある人は、海外で活躍する可能性があります。バイタリティーにあふれ、異国文化や海外で活躍できる仕事に興味を持ちます。一つの場所で暮らすのではなく、旅行や移動が多くなる生活を送ることになるでしょう。移動することが開運のきっかけとなり、人生が大きく開けていきます。ただし、月丘の中央から下の部分に横線が出ている場合は、生活リズムが崩れやすい暗示なので注意が必要です。自由気ままに人生を楽しんでいる一方で、過労気味になったり、体調を崩したりしがちです。人生を楽しむことも大事ですが、体調管理はしっかり行いましょう。

斜め線が月丘にある時の意味

月丘から運命線に向かって伸びている斜め線は「引き立て線」と呼ばれます。この線を持つ人は、人から引き立てられて運気が上がっていくタイプです。困った時も周りから助力が得られるので、迷った時は一人で悩まず、人に頼ってみましょう。友人だけでなく、上司や先輩など様々な出会いに恵まれるため、交友関係は良好です。恋愛でも良い出会いに恵まれますが、知人や友人の紹介に頼ると、さらに良い出会いにつながります。人との縁や出会いを大事にすることで、様々な幸せを手にすることができ、自分の運勢も切り開いていくことができます。

スクエア(四角紋)が月丘にある時の意味

4つの短い線によって四角のように見える印は、スクエア(四角紋)と呼ばれます。このスクエアが月丘にある時は、周りのサポートを得られることを意味します。一人で対処できないトラブルが発生しても、周りから助力を得ることができ、急激に状況が変化していきます。仮にトラブルが解消しなかったとしても、致命傷を負うことはありません。サポートしてくれるのは友人や知人だけではなく、意外な第三者という場合もあります。トラブルをきっかけにして、人気を必要とする分野やクリエイティブな分野でさらに飛躍することもあるでしょう。

フィッシュが月丘にある時の意味

魚のような形で囲まれた線はフィッシュと呼ばれ、幸運をもたらす吉相となります。月丘にフィッシュが表れたときは、自分の芸術的な才能が開花し、多くの成果を得やすい時期です。かなり珍しい相なので、それだけラッキーな度合いも高く、思いがけない幸運に恵まれる可能性があります。創造性が高まっている時期なので、クリエイティブな分野で成功を得やすくなります。ただフィッシュは短期間で消えやすく、努力を怠ると、いつの間にか消えてなくなってしまうこともあります。フィッシュを見つけてもこれまで通り努力を積み重ねていけば、大きな幸運をつかむことができるでしょう。

グリル(格子紋)が月丘にある時の意味

複数の縦線と横線がクロスして表れるグリル(格子紋)は、表れる場所によって良い意味にも悪い意味にもなります。月丘にグリルが表れたときは、残念ながら悪い意味となります。グリルが出ている間は創造力やひらめきが得にくいので、結果を出したり成功を得たりすることが難しいかもしれません。ただし、イメージ力は自分で育てていくことができます。日々夢が叶ったときの状況を思い描くことによって、夢や目標が実現しやすくなります。グリルがあるからといって落ち込むのではなく、まずは日々の行動を変えるところから始めていきましょう。

赤い点が月丘にある時の意味

赤い点は手のひらのどこに表れても良い意味にはなりません。月丘に赤い点が表れたときは、精神的に落ち込む可能性を暗示しています。想像力や魅力が低下し、ヒステリックになってしまうこともあるでしょう。精神的な面だけでなく、肉体的にも疲労が出やすい時期です。特に膀胱炎など泌尿器系のトラブルに注意が必要です。何か異変を感じたら、迷わず医者に診てもらいましょう。ただ赤い点はあくまで一時的なトラブルなので、致命傷となったり、トラブルが長引くことはありません。過度に心配する必要はないですが、油断は禁物です。落ち込んだり体調が悪いと感じたら、無理をせず、休息を取りましょう。

クロス・十字がある月丘に時の意味

2つの短い線が交差して×や+のように見える印はクロス・十字と呼ばれます。クロス・十字は丘の持つ意味を弱める作用があり、凶相となります。月丘にクロス・十字が表れたときは、数多くの困難に直面することを暗示しています。創造性が欠けて現実に甘んじやすくなり、不平不満を抱きやすくなるでしょう。これまで積み重ねてきた努力が無駄になったり、裏目に出る可能性もあります。この時期に自分の作品を発表しても評価を得られず、苦労することになります。出会いにも恵まれず、トラブルが起きてもサポートを受けることができません。何かとトラブルが発生しやすい時期なので注意が必要です。

五芒星が月丘にある時の意味

5本の線がクロスして星の形をした印は五芒星と呼ばれます。五芒星は非常にレアな手相で、手のひらに出ることは滅多にありません。この五芒星を持つ人は、人と違った人生を歩むことになります。月丘に五芒星がある人は、クリエイターとして大成功を収める可能性があります。小さな幸運で終わることなく、世界規模のビッグなチャレンジに成功できる暗示です。強運の持ち主なので、目の前に障壁があっても、周りからの援助を受けながら乗り越えていくことができます。様々な幸運に恵まれながら、人生を切り開いていくことができるでしょう。

ほくろが月丘にある時の意味

ほくろが月丘にある時は、自分の殻に閉じこもって外の世界と触れ合う機会が少なくなります。持ち前の想像力が悪い方向に出やすいので注意が必要です。空想癖や被害妄想を持ちやすく、現実との区別がつかなくなることがあるかもしれません。他人からの理解を得られず、ますます自分の世界に引きこもるようになります。この時期は冷静に現実を見極める努力が必要です。直感で行動する時は、その行動が現実離れしていないかどうか一度立ち止まってよく考えてみましょう。他人に理解してもらえるかどうか考えたうえで慎重に行動することが大切です。

太陽線が月丘に到達している時の意味

太陽線が月丘に到達している人は、クリエイティブな才能が開花して成功を得ることができます。偶然のラッキーや幸運にも恵まれやすく、自分の思い通りの幸せを得られる可能性があります。ただし、待っているだけでは幸運はやってきません。行動に移して初めて幸運やチャンスを得ることができます。積極的に行動していくことによって、幸運やチャンスに出会う回数も多くなり、結果として多くの幸せを得られるようになります。チャンスと出会っても実力不足だとチャンスが逃げていってしまいます。事前にしっかり準備して、チャンスを逃さないようにしましょう。

運命線が月丘に到達している時の意味

運命線が月丘に到達している人は人見知りしないタイプです。誰とでも打ち解けることができ、それによって運勢が良い方向へ開いていきます。人の中に溶け込むことが得意で、どんな環境でもすぐに順応できます。故郷や血縁者にこだわるよりも、親元や故郷から離れたほうが運勢が向上します。海外との縁が深いため、日本にこだわらずに行動範囲を世界に広げてみましょう。多くの人から愛される相なので、活躍の場を海外に移せば、世界レベルになる可能性があります。この相は、人から助力を得て成功するタイプでもあります。結婚後も舅・姑と良好な関係を
保ち、幸せを手にすることができます。

頭脳線が月丘に到達している時の意味

頭脳線が月丘に到達している人は、芸術方面での活躍が期待できます。イマジネーションが豊かでロマンチストでもあるため、アーティストや音楽家、作家やデザイナーなどの職業で成功できるでしょう。この手相を持つ人は理想を追い求めるタイプでもあるので、哲学者や宗教家として活躍する可能性もあります。生まれ持った才能を活かすためには、マイペースでいられる環境に身を置くことが大切です。個性やアイデアを自由に発揮できる環境であれば、高い満足感を得ることができます。お金にならなくても、好きなことに没頭できる環境であれば頑張れるでしょう。

月丘と関係が深い手相

月丘に人気線が出ることがあります。人気線は短い斜め縦線として表れ、人との出会いや援助に恵まれる相です。何もしなくても人気を得られる人ですが、モテすぎるあまりに妬みをかいやすいので注意が必要です。生命線から月丘に伸びている斜め線は旅行線と呼ばれ、旅行することで幸運やチャンスを得ることができます。海外にも縁があるので、海外に長期滞在や移住することもあるでしょう。月丘から小指の付け根方向にカーブを描いて伸びる線は直感線と呼ばれ、神秘的な力を持つとされます。直感が鋭く、物事の本質を瞬時で見極めることができます。心理学者や経営コンサルタントに向いていますが、霊感も強いので、占い師や芸術家として活躍することもできるでしょう。

放縦線|小指から月丘に向かって伸びる線

小指から月丘に向かって伸びる線は放縦線と呼ばれ、肉体的にも精神的にも疲れている状態を示します。不規則な生活を続けている人に出やすく、休養が必要なことを表します。自分は健康だと思っていても、どこかで病気が発生している可能性があるので注意が必要です。ただ、放縦線は長く出続けることはなく、規則正しい生活に戻すと自然と消えていきます。放縦線は体や心からの危険信号でもあるため、無理せず、休息を取ることを最優先しましょ
う。どちらかというと肉体的に疲れている時なので、これまでの生活リズムを見直すことが大切です。

まとめ

創造力や直感力、美的センスに深い関わりを持つ月丘は、ラッキーサインが出るとより一層意味合いが強くなります。スターやフィッシュ、五芒星が出たときは、幸運な出来事が待ち受けている暗示です。クリエイティブな分野で一躍脚光を浴び、人気者になることもあるでしょう。今まで努力してきたことが、良い結果となって表れます。今取り組んでいることや、自分の直感に自信を持って進んでいきましょう。クロスや島などのサインが出ている時は、トラブルが発生しやすい時期です。自分の考えを無理して押し通そうとするよりも、冷静かつ客観的に物事を進めていくほうがうまくいきます。自分の手相を的確に把握して、今後の人生に活かしていきましょう。