もくじ
島が意味するシンボル・暗示・心理状況とは?
島の夢を見たときに意識すべきキーワードは「周囲からの孤立」です。
島というと一般的に、周囲は海に囲まれて地続きでなくアクセスが悪い場所。電波が弱く連絡が取れない俗世と断絶した場所という印象を持つ人や、無人島をイメージする人も多いでしょう。人の多い賑やかな場所から距離がある、あるいは人が全くいない環境というイメージから、島の夢は「周囲からの孤立」のシンボルです。
また、孤立しているということは、視点を変えれば「独立している」と捉えることもできます。周囲に人がいなくても頼れるツールがなくても一人でもやっていけるという自信や、今の自分の環境から一歩踏み出して別の世界に飛び出したいという意欲を表す夢と解釈することもできるのです。
島の夢を読み解く3つのポイント?:印象・感情
あなたが夢で見た島はどんな印象でしたか?また、その夢を見てどんな気持ちになったでしょうか。
島が広い、快適だといったプラスの感情が強かったならば、孤独を感じつつもこれはこれでいいという前向きさを持っていることが分かります。もしくは、少しでも不安な気持ちが混ざっていたなら、本当はさみしいのに強がっていることの暗示です。
逆に島が狭い、気味が悪い、早く出たいと感じたならば、周囲と打ち解けて楽しく過ごしたい気持ちが反映されています。
島の夢を読み解く3つのポイント?:行動・場面
夢の中の島であなたがとった行動や、どんなシチュエーションで展開する夢だったかを思い出してみてください。
猛獣だらけなど危険な島が舞台で、島から必死に逃げようとした、人と連絡を取ろうとしたといった内容の夢だったならば、周囲から孤立している現状に危機感を抱いていることの暗示です。逃げ続けている夢ならばもう一工夫が必要ということ、逃げ延びた夢ならば孤立から脱せる予兆と分析できます。
南の島という言葉が似合うようなリゾート地が舞台でのんびりと過ごしていたなら、現状を楽観視していることの暗示です。
島の夢を読み解く3つのポイント?:登場人物
島の夢の中で行動を共にしていた人物を思い出してみましょう。その人は夢の意味を教えてくれる重要なキーパーソンです。
友人や恋人、家族など近しい人が島の夢に出てきたならば、その人があなたを孤独から救ってくれる存在になる暗示です。良い相談相手になってくれたり、環境の変化を促すきっかけとなってくれるでしょう。
逆に全く面識のない人が一緒にいた場合、孤立感が強まっていることの暗示です。誰でもいいから一緒にいてほしい、という心の叫びが反映されています。
島に旅行に行く夢の意味
貴方が島に旅行に行く夢を見た場合「一人の時間が必要」であることを意味しています。現在人間関係など、精神を擦り減らしてはいませんか。濁った空気、環境から、いったん距離を置いてみましょう。今は自分の時間をしっかりと確保して、十分な休息をとりましょう。一度整理して自分を見つめ直すことで、新たな道を切り開くことができそうです。現状に甘んじず、成長していく心持が大切です。また誰かと一緒の場合は、自分のことを理解してくれる人を欲しています。楽しく旅行をしている相手であれば、自分からアプローチすると関係が変化するでしょう。
島の周りの海で泳ぐ夢の意味
島の周りの海で泳ぐ夢を見た場合、周囲からの孤立に悩んで、どうにかしようとしている、ということを表しています。 泳ぐ、という行動は「努力」「がんばる」という意味になります。周囲から浮いているような孤立感で不安になっているが、それを解消しようとがんばっている状態を表しています。必死で泳いでいたら、焦りを感じつつがんばっていることになります。ゆうゆうと泳いでいたら、何らかの出会いへの期待感がある暗示になります。 夜の海で泳いでいたり、荒れた海だった場合、孤立感による不安が強くなっているという意味になります。特に泳いでいて怖かったら、より強く不安に感じているということになります。この場合は、孤立の原因をよく考え、その原因を受け入れて改善する方向でがんばるべき、と夢がうながしています。
島を眺める夢の意味
島を眺める夢を見た場合の意味は「周囲からの孤立をしている自分を見つめ直す」ということを暗示しています。現実世界で、あなたは周りから孤立しているのかもしれません。夢に出てきた島の様子を眺めることで、それがどんな状態なのか知ることができると思います。島が明るく、生き物に満ち溢れているようであれば、あなた自身は充足しており、たとえ周囲から孤立していても何も心配することはないでしょう。反対に、島が暗かったり植物が枯れていたりするようであれば、あなた自身の苦しさが感じられます。自分という島から出て、他人と接触を図っていった方が良いと思います。
島で空を見る夢の意味
島で空を見る夢は、「周囲からの孤立による、あなたの心の変化」を表しています。 人の心のように変化し続ける空の夢は、「あなたの正直な気持ち」を表し、島の夢は「周囲からの孤立」を示しています。その今の状態に対するあなたの気持ちが、空の天候となって示されているのでしょう。 曇り空の場合は、あなたの心が陰っていたり、憂鬱な気持ちの表れですが、美しい空はあなたの運気の上昇を表しています。現状が変わりつつあることを暗示する吉夢です。現状に不満を持ち、その状態を打破したいと思っているのならば動くには最も良いでしょう。
島で嵐が起こる夢の意味
島で嵐が起こる夢は、周囲からの孤立と、感情のコントロールが難しくなっていることを暗示しています。 自分勝手な言動で人との信頼関係を壊してしまうかもしれません。穏やかな気持ちを保てるように心がけましょう。 木が折れるような暴風を伴う嵐の夢の場合、対人関係や仕事のトラブルへの注意をうながしています。 稲光や雷鳴が印象に残った場合、何か良い閃きが得られたり、チャンスが訪れることを暗示しています。豪雨が印象的だった場合、大きく運気が変化する暗示になります。雨を眺めていただけの場合、辛い気持ちを押し殺していることを表しています。心許せる人に気持ちを打ち明けてみましょう。 夢の後にスッキリした気分になっていたら、近いうちに思いもよらないラッキーが訪れるでしょう。
島に船で行く夢の意味
島に船で行く夢は「心の安らぎを求めている」ことを暗示しています。
島は孤立、不安の象徴でもありますが、一時的な避難所でもあり、周りから遮断された場所でもある場所が島です。船で島に向かうというのは現実世界でのいろんな束縛から逃れたい、人間関係のしがらみから解き放たれたい、心の安らぎが欲しいから今は一人でいたい気持ちがあります。しばらく友人や恋人、家族とは距離を置いて心を休ませたり、自分一人でリラックスをする方法を見つけて行動することが良いです。携帯やスマートフォン、SNSも休んでみることもリラックスの一つになります。
島が崩れる夢の意味
運勢や運気、そして全体的な運が悪くなっていく意味です。島は周囲からの孤立を暗示していますが、それが崩れるということは転がり落ちるように悪くなっていくことを示唆しています。特に対人運や仕事運には注意が必要であり、自分が何気なく言った一言で友人を失ったり大事な仕事を不意にすることがあるかもしれません。このような夢を見たときには、普段以上に言動に気を付けるようにします。家族やパートナーがいるのであれば、冗談でもその人を傷つけてしまう場合があるので、自己主張は避け、相手にできるだけ合わせたほうがよいです。
島の景色がきれいな夢夢の意味
島の景色がきれいな夢を見た場合の意味は「周囲からの孤立を貴方が前向きに考え始めた」ことを証しになります。 貴方は少し周囲からの孤立を感じていて悩んでいた時期があったはずです。しかし、貴方は精神的に強く「一匹狼」タイプの性格です。集団で行動することにメリットを感じず、一人ですべてを解決できる能力の持ち主です。 島のきれいな景色といえば海、太陽の光も満ち溢れているでしょう。海も太陽も人にエネルギーを与えてくれます。貴方は周囲から孤立を感じても気にするようなことはありません。今のままマイペースでいいのです。吉夢です。
島の地図を手に入れる夢の意味
島の地図を手に入れるという夢を見た場合は「周囲からの孤立をしている自分自身の姿を知る」ことを暗示したものと言えます。島はあなた自身と言えるでしょう。その地図が手に入ったということは、周囲から孤立するようなあなたは、一体どんな人間なのか、その細部から全体像まで知る手がかりを得たということでしょう。ここから大切なことは、その地図をくわしく見ることです。どんな特徴があるのか、よく見てください。良いところがあれば、それを特産物として売り出せば島の外の人間、つまり周囲からあなたと関係を持とうとする人が出てくるでしょう。あるいは、どう良さをアピールしていけばいいか工夫を考えるのです。逆に良くないところがあるようであれば、どう改善すれば人がやってくるようになるか考えてみればいいのです。
島が崩れる夢の意味
「島が崩れる」夢はあなたの本心が仲違いしてしまった人と仲直りをしたいと思っていることを暗示しています。「崩れる」という言葉から人間関係がさらに悪くなる印象を受けたかもしれませんが「島」の夢は周囲からの孤立を暗示していますので、この夢の場合は周囲からの孤立が崩れてなくなる、すなわち仲違いを終えて仲直りしたいということの暗示になるのです。あなたが相手の方と仲違いした原因は何でしょうか。今いちどあなたの身の周りを素直な気持ちで見直して見ましょう。そうすればあなた自身の至らない部分も見えてきます。相手の方と素直な気持ちで接すればきっとよい結果になりますよ。
島の景色を見る夢の意味
島の景色を見る夢を見た場合、周囲からの孤立に疲れ、気力や意欲を失っていることを意味しています。 島の景色がきれいだったとしたら、疲れから癒やしが欲しくなっていることを暗示しています。気分が悪くなるような景色だったとしたら、ショックなことなどがあって気持ちが荒れているという意味になります。 休む時間や寝る時間が満足に取れずに疲れている状態であったら、体をいたわる時期になっていると考えられます。腹の立つことがあって他人に辛く当たって、良くない状況にもなりかねません。いずれにしても、何かしら気持ちが軽くなるような気分転換や、休息や、リフレッシュにつとめた方が良いときである、と暗示しています。
島に遭難する夢の意味
島に遭難するという夢を見た場合は「周囲から孤立していて、自分の中に引きこもる」ことを暗示したものと言えます。思いもかけず周囲から孤立してしまったあなたは、頼るものが何もなく自分自身に立ち返るしかなかったようです。島ですので、簡単に周りと関係をもつことはできそうにもありません。外の世界と関わるためには、海を渡りきるための力や技術、あるいは船のような道具が必要となってくるでしょう。それを手に入れるのは簡単なことではありません。時間がかかることを覚悟する必要があると思います。ただしうまく関係を築くことができれば、他の人に脅かされず、自分を保てるように生きていくことも可能な未来があるかもしれません。
島で雨が降る夢の意味
島で雨が降る夢を見た場合、嫌な感じの雨であったら、周囲からの孤立感に、もうしばらく我慢しなければならないという意味になります。気持ちの良い雨であれば、良くない運気を洗い流してくれることを暗示しています。 島の夢では雨宿りする場所や傘などはないでしょうから、降る雨には濡れると考えます。この場合、現実で雨に濡れると風邪を引くように、体調不良への注意をうながしています。一方で、雨は、辛いことの好転や浄化の象徴でもあります。孤立した状況の改善や、孤立による不安が解消されるという暗示があります。 激しい雨の夢であれば、洗い流すように悩みが解消され、心も安定していく、という暗示になります。静かな印象の雨は癒やしを表します。孤立に疲れた気持ちを整理して、好きなことをする時間を持つと良いでしょう。
島を渡る夢の意味
島を渡る夢は、独立心が高まっていることを暗示しています。この夢での渡るとは、今まで置かれていた状況から環境を一挙に変えていくとの意味合いがあります。大きな挑戦になりますので、しっかり準備しておくと良いでしょう。またこの夢は、事態が変化することを暗示してもいます。周りから離れていくからこそ、内面的にも大きな変化があるという構図です。いずれにせよ慌てずに、冷静に自分のやるべきことにむかっていくことが重要です。さらにそこから新たな人間関係の構築につなげられれば、大きな成長と成功を手にすることができるでしょう。
島に移住する夢の意味
島に移住するという夢を見た場合は「周囲から孤立していて、周りから抜け出す」ことを暗示したものと言えます。あなたは他人との付き合いに疲れてしまったのかもしれません。そこで自分自身の世界だけで生きていきたくて、そこから離れようとしているのだと思います。移住というのは、観光のような一時的なものと違って、そこで暮らしていくということです。つまり遊び半分の生半可な気持ちではなく、あなたの本気度が表れていると言えるでしょう。他人との関わりを断ち切りたいことが強く感じられます。ただ、島は船で渡ることもできますし、今の時代はネットで通信することもできます。あなたなりの工夫で、周りとうまく関わることは可能だと思います。
島が沈む夢の意味
島が沈むという夢を見た場合は「周囲から孤立していて、自分自身の中に閉じこもる」ことを暗示していると言えます。あなたは周囲からの孤立に耐え切れず、そこから逃げるだけでなく、さらに引きこもってしまうほどの状態なのではないでしょうか。それはとても危険なことかもしれません。沈んだ先の海はあなたの無意識です。そこは現実世界からはかけ離れたところです。確かに何からも脅かされないという意味では安全でしょうけれども、戻ってこれなくなる恐れがあります。そういう危険性があることは承知しておいた方が良いと思います。ただし、沈んだとしてもマグマの噴火で新たな大地が生まれる可能性もあります。絶望の中で、生まれ変わることを信じてもいいのかもしれません。
島の鳥居を見に行く夢の意味
島の鳥居を見に行くという夢を見た場合は「周囲から孤立している今の状況から抜け出すために、自分の力だけでは足りず、神様のような大きな力を必要としている」ことを暗示したものと言えます。いろいろ自分では努力したものの、うまくいかないことばかりだったのではないでしょうか。藁にでもすがる思いで神社のある鳥居を見に行こうとしているのだと思います。不思議なことに、人生というものは全力を尽くしきると、それまでどうにもならなかったことが、偶然や思わぬ出会いによって運命が動き出すときがあります。人事を尽くして天命を待つ、ということです。もしあなたがやるだけのことをやったと言えるのなら、あとは静かな気持ちでお参りにでも行って、こうして生きていられることだけでも神さまに感謝することです。きっとうまくいくはずです。