運命・輪廻

地球以外の星からやってきた魂スターシードの特徴と地球での受難

地球にはさまざまな星からやってきた魂が混在しています。もともと地球でしか転生を繰り返していない魂もあります。しかし、なかには地球以外の星を出身に持ち、自らの力を地球のために奉仕し、魂を磨いている者も居るのです。

彼らのことを「スターシード」といいます。彼らを知ることで自分自身がスターシードかもしれないと感じ、周りにスターシードの特徴を持つ方が居るかも知れません。

スターシードは、とても魅力的な力を持っている反面、地球出身ではないということで生きづらさを感じている魂も多いです。彼らはなぜ地球にやってきたのか、そしてどんな生きづらさを持っており、どんな特徴があるのかを紹介していきます。

スターシードとは違う星を出身に持つ魂

変わった性格や強い個性を持った人は、和を求める日本では疎外されてしまうことが珍しくありません。しかし、人と違うところとはその人が持った個性であり、実はとても魅力的な能力でもあります。

スターシードとは、そうした人とは少し変わった印象を与える人たちです。彼らは地球にとって必要な存在であり、彼らだからできることがたくさんあります。

しかし彼らの強すぎる個性や信念は、社会生活をしていく上で時に弱点にもなりうるのです。ここではスターシードの魂を持った人の苦しみや、彼らの地球での役目などをみつめていきます。

スターシードは地球で生きづらさを感じている

スターシードとは他の星から地球に転生してきた魂のことです。地球にはたくさんの魂が人間として生活していますが、すべて地球で生まれ地球でしか転生しないとは限りません。そして、転生回数によってスターシードにもいくつか区別できます。

スターシードの魂は、地球をより良くするために地球を選んでやってきました。そのため地球への奉仕の気持ちが強いのも特徴です。私達の住んでいる世界は三次元の世界です。この次元を上昇するためには、個人の波動を高めることが求められます。

波動を高めるためには、地球に在来している魂だけではなく、スターシードの力が必要なのです。しかし、スターシードの魂は地球で人間として生きることに難しさを感じていることもあります。それは本来地球を出身に持っているわけではないため、自分の価値観が地球では当たり前ではないことが多いからです。

違う星の力や智慧を地球に取り入れ成長するために来た

出身星と同じことをしていても、地球では少し事情が違ってしまうのが、スターシードにとって生きにくさを感じてしまう最大の理由です。特に足並みをそろえ、和を求める日本では協調性が求められるため、各々が個性的なスターシードにとっては特に苦しい状況を強いられます。

スターシード自身もまた、自分に足りていない部分を学ぶ機会を得るために地球へやってきています。スターシードはある程度転生を繰り返して十分に学びを得たら、自分の星へかえる魂もあります。長く地球で奉仕し続ける魂もあります。いずれにせよ、自分の出身星のようにはいかない状況に強い疎外感と孤独を感じることが多いです。

周囲に迎合しすぎると、まるで自分がないような気持ちに陥ってしまうこともあります。しかし、スターシードにとっては、自らの魂が成長するためにその試練が必要でもあるのです。

地球出身の魂との違いは周囲に溶け込めるかどうか

地球出身の魂と、スターシードと呼ばれる他の星出身の魂との違いは、どのくらい周囲に溶け込んでいけるかです。地球出身の魂は、周囲の人間にとても溶け込みやすいという特徴があります。他人の気持ちがうまく察せないと感じている人は、魂がスターシードである可能性が高いです。

他の星を出身に持つ魂は、周囲とは距離がありどこか浮いてしまいます。世間に慣れていて協調性のある人の場合は地球出身か、地球で既に多く転生を繰り返しているスターシードです。一方で、スターシードには華やかで目立つ魅力的な長所を持っている場合が多いです。スターシードの本来の魅力は、美意識や感性に現れます。

地球や今いる環境に違和感や居心地の悪さを持っている場合は、出身星とは違い地球の残酷な部分に敏感に触れて、心を痛めています。出身星ではそのような事態は考えられないことだからです。かえってもっと残酷で強者だけが生き残る星が出身のスターシードは、地球に甘さやぬるさを感じています。

スターシードと呼ばれる人々の特徴

実際に自分や身近な人がスターシードの性質を持っているのかは気になるところです。地球で人間として生まれてきたことに、数々の困難を感じている彼らですが、日本においてもスターシードの魂を持つ人たちはたくさん生活しています。

特に生きにくさを感じていたり、人とは違うことを指摘されたりする人はもしかするとスターシードの可能性があります。人とは違った部分とは具体的にどの部分かをひもときながら、スターシードの魂を持った人々の外面的な特徴や内面的な特徴を紹介します。

個人的な能力は長けているが周囲に溶け込めない内面性

スターシードの内面的な特徴として、もっとも印象的なのは「極端な差があり、二面性を持っている」というところです。たとえば自分が興味・関心が強いものはどこまでものめり込みます。しかし自分があまり興味を持っていないものに対しては、とてもあっさりしています。

得意な分野と苦手な分野の落差が激しいのです。芸術面では優れていても、なにか苦手な分野を持っているスターシードはたくさんいます。また、既にある価値観や善悪、常識などに疑問を持つことが多く、いつも「どうして」「なんで」という気持ちを抱いています。それが権力に向かうこともあります。

権力や力のあるものに、対抗する気持ちを抱きやすいのもスターシードの内面的な特徴の一つです。また、化学物質等が苦手なことも多く、アレルギーを多く持っているといった問題を抱えていることもあります。

言葉でのコミュニケーションが苦手な外面性を持つ

スターシードの魂を持つ人は、外面的なところにもいくつか特徴がみられます。例えば単独行動が多くなり、いつも一人で居ることが多いです。自分のやりたいことに夢中になりやすく、誰かと一緒に楽しむ遊びよりも一人遊びが得意でしょう。そんな姿を見て、ADHDやADDなのではないかと思われることも多いです。

大勢の中で浮いてしまうことも多く、協調性のなさや周囲への無関心さを指摘されてしまうこともあります。しかし、個人の能力は決して劣ることばかりではなく、とりわけクリエイティブなことが得意です。

またボランティア活動にも興味を示すことがあります。人とのコミュニケーションは苦手でも、動植物といった人間以外との関係は良好で、動物と親しい、あるいは植物を育てるのが上手な人もいます。ただし、慣れない地球での生活にたくさんエネルギーを使うため、普通の人よりも疲れやすいのもスターシードならではの特徴です。

スターシードは転生回数の違いで3種類ある

一括りでスターシードといっても、その魂の性質は幾つかの種類に分類されます。この違いは転生した経験によって異なります。初めて地球に転生した魂もあれば、人類が誕生した頃から地球で転生を繰り返している経験豊富なスターシードもいます。

どのくらい地球に馴染んでいるのかは、転生した回数によってある程度把握することができるのです。ここでは転生回数の違いによってスターシードの魂にどのような違いが見られるのかを紹介していきます。

地球での転生回数の少ない新型

転生回数の少ない、あるいは地球に転生するのが初めてのスターシードを新型と呼びます。彼らはスターシードの中でも特に純粋な精神の持ち主です。周囲と自分とをしっかりと分けており、周りのペースに全く振り回されません。自分のことを大切にし、新年砥石の強さを持っています。

発想がとても斬新で、彼らは特に地球を新たな次元へとアセンションする力が強いのです。外見的な特徴として、見た目の年齢よりも精神年齢が大人びた考えを持っています。大人ぶった口調が気に入らないなどを理由に、学生時代には先生や目上の人とそりが合わない、いじめの標的にされやすいのも新型のスターシードの特徴です。

苦境に立たされても、周囲に押さえつけられたり染まったりしない強さが、新型のスターシードにとって課題です。自分が正しいと思うことを賢明に貫くことが、彼らが本当に幸せになるために必要なことなのです。

スピリチュアルなメッセージを上手に伝えられる一般型

地球で人間として5回から50回程度転生している魂はスターシードの中でも一般型と呼ばれます。この頃になると、地球の生活や波動にも馴染んでくるのです。一般型の場合は、地球の波動を上昇させアセンションへ導くためだけが転生の目的ではありません。

一般型はチャネリングと呼ばれる高い次元からのメッセージを伝える能力がとても高いです。地球上でも高次元にいるアセンテッドマスターと交信し、彼らのメッセージを伝える活動をしています。といっても、スピリチュアルな意味合いの強いメッセージとは限りません。

一般の人々に分かりやすく、伝わるかたちで今の社会やその人にとって必要なメッセージを届ける能力に長けているのです。彼らは地球に貢献したい気持ちが強く、奉仕の精神を持っています。

地球以外の星での名残はあっても、転生を繰り返すうちに培った技術を上手に生かして生活しています。スターシードの中でも多くの割合を占めているのが、この一般型です。

人類の誕生から転生しているオールド型

人類の創世記から地球での転生を繰り返しているのがオールド型のスターシードです。地球上でも社会的には僧侶や神主などの職業に就いていることが多いのも特徴です。人々に愛や希望を与える仕事で活躍している場合も多く、広く人を癒し導くことを生業としているケースが多いでしょう。

ライトワーカーが多いのもオールド型です。ライトワーカーとは人々に愛や希望を与える人たちのことです。人の心が精神的にネガティブになってしまうと、地球全体にもネガティブなエネルギーがはびこってしまいます。人々の心から不安や恐怖を拭い、ネガティブをポジティブに転換しているのがライトワーカーの仕事なのです。

オールド型はスピリチュアルな力がとても強く、社会的にも何らかの大きな役割を担っていることが多いです。その多くが人を癒すことに従事している可能性が高いです。オールド型は、スターシードの中でも特に現実的で具体的な面で、地球の平和のために普段から活動しています。オールド型の場合は、人間として最後の転生の場合もあります。

スターチルドレンとスターチャイルドの関係

スターシードの中には、スターチャイルドと呼ばれる魂の可能性もあります。彼らは新型のスターシードに含まれています。スターチャイルドは生まれた年代によって3種類に区別できます。

1970年から1990年代に生まれたインディゴチルドレンは、古い体質や価値観を破壊する役目を持って生まれてきました。1995年以降に生まれたクリスタルチルドレンは、世界に愛と調和を取り戻し、つながりのある環境を築き整える役目を持っています。2010年以降に生まれたレインボーチルドレンは、魂を癒しポジティブなエネルギーに変えて地球全体の愛と調和を実現する役目を持っています。

彼らは地球の波動に与えるエネルギーが強く、地球をより高い次元へと引き上げる力を持っています。地球は現在三次元に存在していますが、より高い次元へアセンションするためには彼らの力が必要なのです。

まとめ

地球に人間として生まれたたくさんの魂は、個々に自らを磨いていくことで地球をより良い波動へ導きます。地球でしか転生しない魂も、地球以外の星で生まれたスターシードも、地球で人間として生まれてきたことに一人ひとりが意味を持っています。

周囲にうまく溶け込めない生きづらさを感じている人が居たら、そっと手を差し伸べてカバーしてあげましょう。また、自分自身が守りたいものは信念を持って妥協せずに貫くことで、魂本来が持つ能力が社会全体に影響を与えていきます。

生きづらさを感じ周囲にうまく溶け込めないから、必要とされていない、価値がないのではありません。スターシードが自信を持って自らの道を進んでいくことが、地球規模でより良くすることに貢献しているのです。