高次元の存在

地球に平和をもたらす使命を持って転生してきたアースエンジェル

あなたはアースエンジェルを知っていますか?エンジェルと言えば、それは神様の使いであり、人々を導き癒す存在ですよね。そのエンジェルに「アース」がついていますから、地球にいる天使、つまり地球人に転生してきた天使ということです。

ではもともと、地球外にいた天使の魂が、なぜ人間として生まれてきたのでしょうか?そのアースエンジェルにはどんな使命があったり、またどのような特徴や性質を持っているのでしょうか?

今回は、あなたのすぐそばにいるかもしれないアースエンジェルについてお伝えします。もしかしたら、あなたもアースエンジェルである可能性がありますよ。

癒しのエネルギーを伝えに来たアースエンジェルとは?

アースエンジェルとは、地球よりもはるかに進化した高次元の意識を持っている外宇宙の存在です。地球をさらに次元上昇させるために、それぞれの生まれ故郷の星から、地球に転生してきました。

またアースエンジェルとは、あるひとつの星に住む特定の種族を表しているのではなく、宇宙の各星から集まった所属たちのことを総称してこう呼んでいます。種族は違っても、地球のために集まったという思いは、まぎれもなく共通です。

そして自分たちが持つ特性や能力を生かし、人類に役立てようとしています。ただ、地球に転生する際には、アースエンジェルとしての記憶を消されて来ています。ですから、自分がアースエンジェルとはわからない中で、懸命に生きているのです。

アースエンジェルもさまざまな体験から学び成長し、地球と一緒に自分たちもアセンションしていくのです。

アースエンジェルが地球のために自ら選んだ使命

アースエンジェルは、地球を今よりももっと良い星へと導くという使命を持っています。その使命を果たすべく、自らがすすんで宇宙からこの地球に転生してきました。そしてすべての存在に愛を贈り光を照らすことで、その空間を癒します。

アースエンジェルは、神の愛・慈しみを人々に示し、宇宙意識を伝える存在です。またアースエンジェルはライトワーカーでもあります。ライトワーカーとは、地球やそこに住む人々を癒し、恐れや不安から解放されるべく活動する人のことです。「光を与える人」「光の仕事人」ですね。

地球とそこに住む人々、そして動物も、すべての存在を癒す役割を担っています。記憶はなくても、その使命を選んだことを魂は知っています。その使命は、何かしらの体験が起きたときに記憶がよみがえり、思い出すこともあり得ます。

アースエンジェルのタイプ別の分類

アースエンジェルという言葉の意味は「地上に使わされた天使」というものです。その役をまっとうするため、地球上では各々ひとりの人間として懸命に生きています。ただ、それぞれの故郷が違いますから、それによっていくつかに分類できます。

アースエンジェルをそのタイプによって分けると以下のようになります。

≪インカーネイテッドエンジェル:天使の生まれ変わり≫

インカーネイテッドエンジェルの使命は、とにかく地球上で困っている人のことを助けることです。人を癒す・手を貸す・助けることに、自分の喜びを見出します。ただ、人に与えすぎて自分が弱ってしまうことも。

≪アンターネイテッドエレメンタル:妖精の生まれ変わり≫

アンターネイテッドエレメンタルの使命は、地球の自然の保護です。大地や自然を守り、環境保護や動物保護に関わります。エレメンタルとは、妖精やユニコーンの生まれ変わりです。

≪スターピープル:宇宙から来た人≫

スたーピープルの使命は、地球の人々のストレスや怒りを減らす手助けをします。エネルギーワークを学び、ヒーラーとして活動する人も。人との関わりを必要以上に持つことを好まない傾向にあります。

≪ワイズワン:賢者・偉い魔法使い≫

賢者として、人々に平和、調和、穏やかさ、見えない力などについて教え、思い出させることが使命です。もとは人間として魔女・魔術師をしていて、スピリチュアル能力を使い、人々の役に立てることに喜びを感じます。

≪ウォークイン:生まれてから魂の入れ替えがあった人≫

ウォークインの使命は、生きることの目的やしあわせがわからない人を見つけることです。そして、その人が事故や病気などで魂が抜けるときに、入れ替わってその人に入り人生を続けるのです。同じ人なのに、急に人が変ったようなときは、ウォークインである可能性があります。

これらがひとまとまりでアースエンジェルと呼ばれています。いずれも、地球をより良い星にするという思いは変わりません。

アースエンジェルの性質や仕事

アースエンジェルは地球のために転生はしてきましたが、地球の波動にはなかなか馴染めずにいます。いつも「他人とは違う気がする」「生まれ故郷は別にある」と感じています。

ただアースエンジェルは人々と同じように生活をしています。アースエンジェルだからと言って「聖人」のような暮らしをしているわけではありません。転生前の記憶は消されていますから、仕事をし、人間関係に悩み、苦労しながら日々を生きているのです。

その仕事は、人の癒しに関わるものが多いです。医療関係、介護関係、カウンセラー、セラピスト、教師、インストラクター、整体師、占い師、役者等々。もちろん仕事をしていない、例えば主婦であっても、いつも癒しの存在でいることに変わりはありません。

ライトワーカーでもあるアースエンジェルの特徴

ライトワーカーとして活動するアースエンジェルにはどんな特徴があるのでしょうか?地球で人として生きながら、無意識に心の奥底にある使命を感じているアースエンジェルです。そこには地球人にはなかなか沿わない特徴があります。

しかしだからといって簡単に使命を投げ出したりはしません。地球を良くするということは、ある意味苦労を伴いますが、その中で生き抜いていくこともアースエンジェルにとっては魂の学びでもあるのです。

では地球と共にアセンションを遂げようとするアースエンジェルの特徴を以下に記します。

人を救うという使命からくるアースエンジェルの悩み

アースエンジェルには、自分と他人のしあわせを分けて考えるということをしません。自分の故郷の星においては自他共にしあわせになることが当たり前のことでした。しかし地球ではそう考えない人々の方が多い場面に遭遇し、それがアースエンジェルを悩ませます。

ですからアースエンジェルは地球人にはなかなか理解されず苦しみます。それは人に奉仕することが、時に自己犠牲に終わってしまうということが多いということだからです。「他人のために」と思う気持ちが伝わらないと、「自分せいで」ものごとがうまく運んでいないと思ってしまうのです。

それでつい「すいません」とか「ごめんなさい」と自然に口から発してしまうことが少なくありません。また、気軽に他人に助けを求めることができません。

これらのことから、アースエンジェルは自分自身の幸せがわからなくなってしまい、その悩みをいつも背負ってしまう傾向があります。

感受性が強いだけに生きづらいアースエンジェル

アースエンジェルは、他人の感情や体調を感じ取る、高いエンパシー能力を持っています。とても繊細でデリケートな感覚ですから、相手が今何を考え感じているのかが読み取れてしまいます。誰かの表面上の顔の奥には、本当はどんな感情が潜んでいるかわかってしまうのです。

それだけに他人のマイナス感情や、体の疲れ・不調も感じてしまうと、そのマイナスの影響を取り込んでしまうことが多いのです。地球のためにやってきたのですが、今までにない自分が知らないマイナスをどうしてよいのかわからず、自分が疲れてしまう結果になります。

アースエンジェルは、その使命を果たす強い思いがあります。それと同時に、地球において、そこの人々の感情を理解できず、常に疎外感を感じてしまいます。自分の故郷は別のところにあると自然に感じることもしばしばです。

不幸な人を引き寄せてしまうアースエンジェル

アースエンジェルには人々を癒す使命がありますから、そこには不安、心配、怒り等を抱える人がどうしても集まって来ます。アースエンジェル自身も、そういう人たちを癒すことが自分のひとつの課題ですから、そこにどうしても一生懸命に関わってしまうのです。

そして相手の行為が一般的な限度を超えていても、その人をどうしても見放すことができません。自分が何とかしてあげなくてはとつい考えてしまうのです。それも自分の役目だと考え、自分を犠牲にしてしまう傾向があります。

しかしその不幸を抱える人たちは、アースエンジェルが必死に人を助けようとする姿勢に、逆に付け込もうとする傾向があるのです。本人に責任があるのに、アースエンジェルが責められてしまう場面も多々見受けられます。

あらゆる存在の幸せを願うアースエンジェル

他人のしあわせが自分のしあわせでもあるアースエンジェルは、人に奉仕する喜びとても感じます。そのため、人に頼られたり相談事をされたりすることが多いです。そうされることにはとても使命感を覚えます。

そして願うのは人のしあわせだけでなく、すべての生き物、そしてこの地球という星のしあわせもです。この地球全部を愛と平和の光で包みたいと、こころの奥から純粋に願っています。その願いには取引とかはありません。まっさらな真の思いだけがアースエンジェルの根底にあります。

また逆に、万物のしあわせを願うだけに、つい人間の闇の部分が見えても見過ごしてしまう場合があります。争いや人を傷つけるような行為があったときに、瞬時にどう対処して良いのかがわからなくなってしまうのです。断ること、NOということが苦手です。

自分ひとりの時間を好みスピリチュアルへの関心が強い

アースエンジェルは、人を癒す使命があっても、そのエンパシー能力が高いために人ごみが苦手です。あらゆる感情をキャッチしてしまい、当然そこにはネガティブなマイナスエネルギーもあるからです。そのため自らの消耗が激しく、そうならないひとりだけの時間が必要なのです。

またアースエンジェル本人がスピリチュアルな存在ですから、スピリチュアルなことへの関心強さは人一倍です。スピリチュアルな知識も備わっていて、スピリチュアル体験も多いです。その魂の部分に共通意識が持てる人とは一緒に過ごしやすいです。

いずれにしても、地球で生きる辛さを感じ、しかし魂の使命もある中で、疲労しきってしまうアースエンジェルも少なくありません。ひとりで自分の生き方を見つめ、自分を回復させる時間は、アースエンジェルには必ず必要なのです。

アースエンジェルが地球で生きて行くため注意点

アースエンジェルは外宇宙から転生してきて、地球とそこに住む人々の波動になかなか馴染めないことが多いです。高次の存在ではあっても、記憶が消されて地球に転生してくれば、生きるための苦労はあります。

その苦労を抱えながら、使命を遂げていく過程では、アースエンジェル自身にも多くの学びがあるのです。自分では「なぜこんなに大変な思いをするのだろう?」としばしば感じているかもしれません。そこで使命から遠ざかりそうにならないよう、注意した方が良いことがあるのです。

ある限界で人間関係に境界線を持つこと

アースエンジェルはおおらかでこころやさしく、多くの人を受け入れます。そしてエンパシー能力にも長けています。そのため人々のプラスエネルギーも感じますが、ネガティブなマイナスエネルギーも想像以上に受けてしまいます。

アースエンジェルは、そのマイナスエネルギーをもつ人々にいいように利用されたりすることがあります。そういう人たちは騙されたり、依存されたり、自己満足のためにアースエンジェルに近づいてきます。それで結果的にアースエンジェルは傷つきボロボロになってしまうのです。

このことから、本当の癒し・本当の愛は自己犠牲からは生まれないことを学ぶ体験を、アースエンジェルはしています。我慢することが愛ではないことを知ることが大切です。自身の身を守りマイナスエネルギーの人との境界線を引くことが、この地球上では必要です。

自分自身がしあわせになることが先決

アースエンジェルは、果たして自分が人の役に立っているのかが、実感として得られないときが当然あります。自分が一生懸命に生きていても、周囲に理解が得られなかったり…。

そのことが原因で、プレッシャーを感じ重圧がのしかかり、自分を見失ってしまう危険性があります。アルコールやドラッグに傾いたり、人間関係の依存症になる可能性もなくはないのです。

それには、人を癒す前には自分癒すことが必要であることの大切さに気づくことです。人をしあわせに導くには、まず自分がしあわせになる方法を見つけることです。

地球のためということ以上に、アースエンジェル自身がしあわせな人生を送ることが、魂のアセンションにつながることを学ぶ必要があります。ある意味苦労が多い人生かもしれませんが、アースエンジェル本人に乗り越えられるからこそ来ている体験です。

まとめ

今回は、地球に平和をもたらす使命を持って転生してきたアースエンジェルについて、お伝えしました。

アースエンジェルたちは高次の意識を持ちながら、地球という波動の違う星で、懸命に生きているのですね。そこでつらく苦しいと感じる体験を通して、アースエンジェルたち本人も学び成長するのです。

あなたの周りには「この人アースエンジェルかもしれない」と思われる人はいますか?また、自分自身がアースエンジェルではないかと思いませんでしたか?それが本当かどうかの証明はできないでしょうが、そう感じるのであれば可能性は大でしょう。

ですからもし、自分を否定しそうなとき、自分のやりたいことを投げ出しそうになったときは、アースエンジェルの存在を思い浮かべてください。つらいときはこの地球上でひとりぼっちになったように考えてしまいますが、決してそうではないのです。

宇宙に孤独はなく、愛と平和があります。そのことをアースエンジェルはわたしたちにいつも伝えてくれているのです。