手相

木星環の見方|特徴別に解説するビジュアル手相占い

大きな地位や名誉を得ることが出来ると言われる「木星環」は、普段はあまり見ることが出来ない大吉の手相になります。また直観力に優れ勝負運も強いものを持っているので、重要な局面では自身に流れを引き寄せることが出来る人です。
中々見る機会は少ないですが、この線を持つ人は霊感も強く、何かに守られているような雰囲気も醸し出します。ここでは神秘的でもあり、強運でもあるこの線のもつ役割や意味をわかりやすく説明するので、じっくりとご覧になって下さい。

線の基本の位置と意味|見るべきポイントを解説

木星丘の人差し指の付け根あたりに、弧を描くように現れたり一部が曲線ではなく直線で現れたりする相になります。非常に珍しい手相であり、強運を表したり、成功や幸運を表し、多くの場合結果や成功を導く線とされています。
この線がある人は野心や向上心が強く、高い地位や名誉を授かるとされており、それを引き寄せる力を持っています。また才能や実力だけではなく、スピリチュアル的能力や霊感も強いとされており、そういった分野でも大きな成果をあげていきます。

線の位置と一般的な形状・長さ

人差し指の付け根に楕円形で現れ、指の付け根にリングがされているような状態に見える特徴がある線になります。その昔古代の王であるソロモン王が知の神より授かった知恵のリングを人差し指につけていたことが由来になっています。
現れているだけで珍しい線でありますが、どちらかと言うと後天的に現れることは少なく、多くは元からあることが多いです。一般的には弧を描くような半円が人差し指の付け根に現れる線でありますが、一部が直線になっていることもあります。
木星丘が持つ意味や役割をさらに強くした意味になり、高い野心や向上心を表している特徴が強調されています。また、勝負事に対しても強運を発揮するとされていますが、不利な戦局にならないようにする才能が高いともいえます。

線の見方|長い場合・短い場合

線の長さが長く弧が大きい場合はそれだけ能力や運の強さを表していることになり、バイタリティも高いといえます。とはいえ、誰にでもある線ではないので小さくても、高い才能や実力、強運を兼ね備えてると考えて問題ありません。
長い場合は向上心が強い分、集団やチームコミュニティなどで浮いてしまうことがありますが、それだけ能力が高いということです。その場合周囲とのバランスが取れずにそれが足かせになると、力を発揮したり、成果をあげるのに邪魔になったりすることがあります。
うまく流れに乗れたり、周囲の強力を得るようになると自分の能力にプラスして才能を発揮して結果を挙げることができます。ポイントは駆け引きやバランスということになりますが、多くの場合経験がそれを解決してくれるので、成功できる相と言えます。

線の見方|線が濃い場合・薄い場合・ない場合

線が濃くしっかりしている場合は、それだけ充実しており精神と身体のバランスが、とれていると考えられます。いくら野心や向上心があっても、それが空回りしていると上手く結果につながらなくなり、それがストレスになったりします。
そうなるとせっかくの才能や強運が活かされない状態になりかえって不遇の時期を過ごすことになりかねません。そうではなく充実した状態であればそれらが活かされ、成果や結果が期待できるということになるということです。
もちろん薄い場合でも、マイナスかというとそうではなく経験を重ねたり努力を積み重ねるとしっかりした線に変わります。薄くても運や才能を持ち合わせており、心身ともに使える状態になるとそれらが発揮されるという意味になります。

線の見方|右手と左手の違い

手相の多くは利き手で現在と未来について判断し、逆の手で潜在的なことや過去を判断してどのような状態かを占います。利き手に木星環が現れているときには、現在の状態が充実していることを表し、近い将来に何かしらの成果があることを示唆します。
利き手とは逆の手に出ている場合は潜在的に向上心を持っていたり、地位や名誉をえる強運を持ち合わせていることを示しています。どちらにしても、他の人より向上心や野心が強いため、周囲とのバランスをとりにくい一面があり、これをどうするかがポイントです。
もちろんそれを乗り越えるだけの力やバイタリティ、強運をもっているので、ゆくゆくは幸運になりますがある種孤独かもしれません。どちらかと言うと利き手とは逆に出ていると若い時期から結果を出しやすい傾向があり、ある時期を過ぎると両手に出ることもあります。

複数ある木星環の意味

中々お目にかかる機会の少ない木星環ですが、複数表れた時の意味はこの線の持つ役割がさらに強化されていることを表します。その反面一般的な生活を送るにあたっては、デメリットも強くなり特に人間関係に悩むことが多くなる可能性があります。
どうしても強い向上心や野心をそのまま、他人にぶつけることになると、そこに摩擦や軋轢が生まれてしまうからです。本人はそのつもりがなくとも周囲は考えや行動についていけず、そこに大きな距離が出来てしまい人間関係が悪くなります。
このあたりを経験で解消したり上手く対処出来るようになれば、さらに強い才能や運を活かすことが出来て成功に近づくでしょう。他にも自分自身の思いと現実に大きなギャップを生みやすい状態になるのでこの部分をきちんと折り合いをつけることが大切です。

切れ切れになっている木星環の意味

切れ切れになっている場合は、自分が持つ運や才能、理想や現実に大きなギャップがある時にこの状態になります。あまりにも志が高いので、現在の状況との差が大きな負担になり、それが不安定さにつながっていると言えます。
それが原因となりストレスを抱えると、冷静な判断が出来なくなったりするのでさらに悪循環を生み出してしまいます。まずは落ち着いて一旦立ち止まり、自分自身と向き合い、今ある問題を一つひとつ解決するとこれらが解消されていきます。
そうすることができれば、自身が持つ才能や強運が活かされ、少しずつ状況が改善されていき成果を得ることができます。どんな小さなことでも、日々の積み重ねが大きな幸福につながるので、焦らずに一歩ずつ進むことを意識して下さい。

二重になっている木星環の意味

希少性が高い手相の木星環が、さらに珍しい出方として木星丘に二重に重なるように現れる場合がまれにあります。この場合の意味は、さらに感受性の高さやスピリチュアル性が高いことを示しており、勘が鋭かったり人を見る目が優れています。
また先々を見る能力にも長けているので、事前に危険を察知したり、逆に良い状況を判断することも得意になります。これらを活かしそれが仕事などに能力を使うことができれば、とてつもない成果や結果を生み出すことができます。
ただ少し内向的な性格になりやすく、コミュニケーションが基本苦手なため、人間関係で苦労するかもしれません。この部分を克服できれば、潜在的な能力や才能、強運が活かされ、大きな幸せを手にすることが出来るはずです。

スター(星)がある木星環の意味

スター(星)が現れた時には、自身が思う理想や目指すべきゴールを達成することが近い将来訪れることを表します。また、多くの人からの協力や賛同を得ることができることを示唆していて、それも成果や結果につながっていきます。
この相が現れた時は、大きなチャンスやきっかけがたくさん現れるので、日々の生活や仕事を注意深く見ることが大切です。些細なことや小さなことでも、後の結果や成果に貢献することが多く、それが差となって現れていくことになるでしょう。
このあたりを感じる才能には長けているので冷静になればなんら問題ないはずですが、あまりにも余裕がない精神状態はよくありません。せっかくのチャンスを逃すことのない様に、日々余裕を持って落ち着いて対処したり見逃さないよう注意しましょう。

クロス(十字)がある木星環の意味

クロス(十字)は役割や意味を弱めたり、取り消したりする良くない線になり、木星環にでた場合も同じ意味になります。本来持つ、才能や強運などの良い面が何らかの理由で上手く発揮できない状態の時に現れ、悪い運気を引き寄せてしまいます。
そのままの状態で我慢したり、なにも対処せずにそのまま突き進むと、必ずつまずいたりネガティブな出来事に悩まされます。原因は様々考えられ体調面や精神面の負担があり、そのような状態になっていることが多く、これを解消するのが大切です。
また精神面で悩みやストレスなどは自身は気がつかなくてもその原因となっている可能性があるので注意が必要です。一度立ち止まり、リフレッシュしたり十分な休息をとり、気持を一旦リセットして改めて頑張るようにしましょう。

フィッシュがある木星環の意味

良い出来事が近い将来現れることを示している印となり、そのきっかけとして自分にとってキーポイントとなる人に出会います。その人との出会いは、今後において重要な役割を持っているので、人との出会いには敏感になっておく必要があります。
それは自身に対して大切な助言をしてくれる人かもしれませんし、直接的な支援をしてくれる人かもしれません。どのような形であれそれはプラスに作用し、それがきっかけとなり近い将来大きな幸運に出会うこととなるでしょう。
多くの場合木星環を持つ人は、人付き合いが苦手な方が多いですが、この時ばかりは苦手でも積極的にコミュニケーションをとりましょう。そうすることで、自身の幅も広がりますし自分の理想や目標、野心を達成できる大きなチャンスとなるはずです。

グリル(格子紋)がある木星環の意味

現れる場所やどの線上に表れるかによって、吉相にも凶相にもなるグリル(格子紋)ですが、この場合は大吉相になります。意味や役割は大きな変化の予兆であり、出世や転職などで環境や状況がステップアップすることを示しています。
それは自身の努力や我慢の結晶ということも考えられますが、全く意図していないところからの出来事の可能性もあります。その時は多少臆する部分や未知の領域ということもあるので、少し躊躇する気持が出ますが、積極的な行動が必要です。
そのことがさらに自分の才能や強運を大きくすることになり、大きな幸運を引き寄せることが出来るようになります。またこのことが次なる理想や目標を生み出すきっかけにもなり、隠された自分を引き出すことが出来るようになります。

スクエア(四角紋)がある木星環の意味

スクエア(四角紋)がある場合は、一度ネガティブな事が現れ、それを乗り越えたり対処しなければいけないことを示しています。それは全く予期しない所から現れる可能性もあり、やっかいといえるかもしれませんが、悲観することはありません。
なぜならその出来事をきっかけに、事態が好転することという役割と意味を持っており、それが過ぎれば幸運を手にすることができます。ですので一時は苦労したり、大変な思いをしますがそれさえ乗り切れば、良い出来事は必ず訪れ、状況が変わります。
野心を持ち理想に突き進む中、苦労や苦しみを背負っているでしょうが、それがやっと報われ大きな成果になります。この時に起こることが最後の壁だと思い、何とか乗り越えると必ず状況が一変し、全てが手に入ることになります。

直線になっている木星環の意味

一般的には弧を描くような形をしている木星環ですが、丸味を帯びていなく線が直線になっている場合もあります。直線になっているからといってその役割と意味が変わるわけではありませんが、この場合は固執しやすい性格を持っています。
頑固なまでに、より自分の考えや理想に固執し、他からの影響を受けないため流れに乗っている時は強いといえます。しかしあまりにもそれが強いと周囲は、ついていけなかったり押し付けられていると感じてしまうためそこに距離が出来てしまいます。
そのことが自分の理想や目標を遠ざけてしまうこともあるので、ある程度は柔軟な考えや対応をする必要が出てきます。大切なのはバランスであり、そのことに気付けば良い才能や運は持っているので、幸福を掴むことができるはずです。

木星環とマネジメント線が関係している時の意味

マネジメント線が出ている人は、周囲を適切な能力を発揮できるように手助けしたり、それが大きな成果を得ることができる線です。太陽環もあり、マネジメント線もある場合は特に部下や後輩などを適切に育てたり、適切な所に配置する能力が高いです。
野心が強く、志も高いので多くの場合は成功しどんどん出世していく相ですので、自身の周りにはたくさんの人がいるはずです。それを上手く管理し、より高いレベルの成果を上げることが出来る能力や才能を持っているという関係になるでしょう。
周囲を円滑にするよう気を使うこともできるのでとても人望も厚くなり、多くの人から信用される人になります。また自己管理できる能力にも長けているので、誘惑などにも強く、自身のゴールに向かって最短距離で進んでいけます。

両手にある時の木星環の意味

両方の手に現れている場合は、潜在的な力と現在の充実度が上手くリンクされ、様々ことを手にすることになります。また勝負運に長けているので、ギャンブルなどの博才が突出していたり等、思い切った勝負に強い特徴があります。
そのため若くして能力や運を発揮することが多く、会社を起業させて成功させたりすることも多い手相といえます。感受性やスピリチュアル的能力も突出しているので、強い霊感を持っていたり直感が鋭いという特徴を持っています

まとめ

高い地位や名誉を得ることが出来たり、それを引き寄せるための強運と才能を持っている人に現れる木星環の紹介をしました。高いレベルで理想を持ち、強い野心と行動力をもって目標に向かっていくことが出来る能力がある人と言えます。
また勝負運も強いため重要な局面では必ず自分に流れを持ってこれる運も併せ持っているので、必ず結果を手にすることが出来ます。しいて言えばあらゆる面で突出しているので、周囲とのバランスをとりにくい人間性がネックになる部分は出てきます。
しかしそれらのネガティブな一面を覆すだけの能力と才能、運は持っているので、その部分さえクリアできれば問題ありません。この線が手相にある人は、周囲とのバランスを大切にし、迷わず邁進してけば必ず大きな幸福を手にすることが出来るでしょう。