バイオフォトンという言葉を聞いたことはあるでしょうか。フォトンとは光や光子のことですから、なんだか科学的な用語のような気もする「バイオフォトン」という言葉。実はスピリチュアル用語としてもよく使われています。
ではスピリチュアル的な観点からいうと、バイオフォトンとは一体なんのことなのでしょうか。今回はバイオフォトンについて、一体どういうもので、どうスピリチュアルと関わっているのかをご説明していきます。
バイオフォトンとはどういうものなのか?
前述のとおり、フォトンとは光や光子のことを言います。科学用語としても頻繁に使われていて、特に宇宙関連の話をするときに出てきます。
バイオフォトンの「バイオ」とは、生命や生物といった意味があります。このことから察すると、生命の光子といったところでしょうか。
なんだかスピリチュアルに関連する用語として使われている理由が、わかってきた人もいるのではないでしょうか。
それではバイオフォトンについてもっと詳しくみていきましょう。
バイオフォトンは人間・生物が発している輝き
前述のとおり、「バイオ」とは生命や生物、そして「フォトン」には光や光子という意味があります。ですから、その2つを組み合わせた「バイオフォトン」とは生きとし生けるものが放つ光といったような意味になります。
私たちも生きとし生けるものですから、バイオフォトン、つまりエネルギーの光を発しているということになります。こうした科学的な用語が使われていることからもわかるとおり、この輝きについては、科学的にも研究がされている分野でもあります。
他にもスピリチュアル界でも語られ、科学的にも研究されているものというものは、多く存在していますが、このことからスピリチュアルは想像の中のものではなく、物理的な何か、目に見える何かともつながる、実際に存在しているものであるということが言えるでしょう。
ちなみに「光」とはいうものの、太陽光や蛍光灯のライトのように目に見える光ではありません。生きとし生けるものから発される輝きは感じることはできても、目には見えないのです。
光ではあるものの意識でもある
目に見えない輝きであるバイオフォトン。これは確かに光・光子として存在するものではありますが、実は意識そのものでもあります。光が意識であるというのは、なかなか理解ができないかもしれませんね。
エネルギーの光はオーラや雰囲気などのようなものだと言えば、想像がつくでしょうか。
オーラや雰囲気というのは、その人の意識的なものから発されるものです。目には見えませんが、誰もが感じることができますよね。
実はそれもエネルギーの光の一種です。意識が溢れ出ていて、それを誰もが感じることができるものの、光として目に見えるわけではないので、「あの人はオーラがある」「あの人は人とは変わった雰囲気がある」というように言い表しています。
バイオフォトンと宇宙は深く関わっている
実はバイオフォトンは宇宙とも深い関わりがあります。宇宙と関わりがあると聞けば、スピリチュアル的なものとの関係も見えて来る人もいるでしょう。
エネルギーの光は生きとし生けるものが発している輝きの総称ですから、そこに良い悪いの意味は含まれていません。しかし光の周波数によって、その人が発する輝きがどういうものなのかが決まってきます。
人によっては宇宙エネルギーとも呼ばれるような、洗練された輝きを放っている人もいます。宇宙とつながり、その存在と周波数を合わせていれば、誰もがいずれはそういう輝きを放つようになるのです。
むしろどんなエネルギー、どんな輝きだったとしても、それは元々宇宙から発された輝きです。それをどのような輝きとして発するかというのは、私たち次第でしょう。
宇宙について触れると、どうしても曖昧なわかりづらい表現になってしまうのですが、宇宙と繋がってみたり、エネルギーの光がどういうものかを知覚できるようになったりすれば、その意味が見えてきます。
バイオフォトンはどう影響するのか?
人間だけに限らず、生きているものならすべてのものが発しているエネルギーの光。この光・光子は、自分や周囲の人にどのような影響を与えるのでしょうか。
強すぎたり、弱すぎたりというものがあったり、良し悪しといった判断基準はあるのでしょうか。
ただ生きているだけで発してしまっているエネルギーの光が、自分や他人への影響があるとすると不安に感じる人もいるでしょう。
ここからはバイオフォトンがどう私たちに影響を及ぼすのかについてご説明していきます。
バイオフォトンは発するものなので悪影響はない
ここまでなんども触れてきているとおり、エネルギーの光は生きていれば自然と発しているものです。ですからそれそのものに、何か悪影響があったりはしません。
あなたの発しているエネルギー・輝きがどんなものであったとしても、それが直接あなたに影響を与えることはないのです。ですから光を出さないようにするというようなことは考える必要はありません。
ただしエネルギーの光にも周波数や波動というものがあります。エネルギーの光は何かに影響を及ぼすものではありませんが、その人それぞれで周波数や波動が異なります。
そのため、お互いの発している輝き、私たちが雰囲気として認識しているそれが合わないということもありますし、なんとなく嫌だと感じるときもあるでしょう。
どちらかというと、エネルギーの光自体が私たちに影響しているのではなく、私たちの内側に抱えたものによって、エネルギーの光のあり方が決まるという風になっています。
ですから内側が変われば発するものも変わるということです。
バイオフォトンはセラピーで波動を変えられる
何もしなくても自分から出てしまっている輝きなら、良いものを出せるといいですよね。バイオフォトンは確かに自然と発されているものではありますが、その強さや周波数・波動を変えることはできるのです。
この輝き・波動は、あなたの現在の状況を表しているだけにすぎない物質です。ですから、セラピーを受けることにより、あなたの内面が変われば、内側から溢れ出るこの輝きも変わるということです。
確かに弱々しかったり、重たかったりする雰囲気のエネルギーの光を発していると、周囲からは良い印象を持たれません。
そしてそういった問題はあなたの内面の問題が関わっています。ですからセラピーを受けることで、エネルギーの光の量や質が変わるのですね。
セラピーにはさまざまな種類のものがあり、あなたの内面を変えるようなアプローチをするセラピーならなんでも効果があるでしょう。
しかしバイオフォトンセラピーとよばれるセラピーもあります。このセラピーは、直接的に自分から発せられる輝きの質を変えるようなセラピーです。手っ取り早く自分の雰囲気を変えたいと願うなら、このセラピーを受けてみるといいでしょう。
セラピーを受けると心身の不調が回復することも
バイオフォトンセラピーの原理は、少々難しいので詳細はここでは省きます。なぜセラピーを受けるとエネルギーの光の質が変わるのかというと、セラピストの発する輝きとあなたの輝きとを共鳴させるような手法をとるからです。
これにより発している輝きのクオリティが変わります。クオリティが変わるとどうなるかというと、なぜか心身の不調が回復することになるのです。
ここまでこの光・波動・雰囲気は自然に発されているもので、特に影響があるものではないということを説明しましたが、バイオフォトン自体を変えることで自分に良い影響を与えることはできるのです。
元気な人の横にいると、なんだか元気な気分がうつって、そしてなぜか心身の調子がよくなり毎日が楽しくなるなんて経験はないでしょうか。
バイオフォトンセラピーは最短距離でそれを叶えるセラピーなのです。
光の量が増えれば宇宙を理解できるようになる
バイオフォトンの量が増えると、周囲からはとてもオーラの強い人、なんだかキラキラしている人だと認識されるようになります。この量が膨大な量になるとどうなるかというと、宇宙についての理解がぐっと深まります。
宇宙の真理がわかるようになったからといって、特に特別なことは何も起きません。私たちの物理現実も急に変化が起きたりするようなものではありません。
しかしあなたの内面には確実に変化が起きます。簡単に言えば、内面が洗練されていきます。そうすると、宇宙と繋がりやすいような精神状態になるので、宇宙の真理にアクセスし、それを理解することができるようになるのです。
この世界の真実に興味がある人なら、そういったアプローチからその真実に辿りつくというのもアリかもしれません。
まとめ
スピリチュアルに興味がある人でも、多くの人が耳にしたことがないかもしれないバイオフォトンについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
自分も知らずにそんなエネルギーの光を放っていたと知って、自分のエネルギーがどのように人には感じられているのかを知りたくなった人もいるでしょう。
自分が発している光については、間接的に見ることはできません。しかしすこしでも良いものに見えるように、そのクオリティを変化させることはいくらでもできます。
バイオフォトンという存在に気づいた人なら、誰でもそのクオリティを変えていくことができます。少しでも良いものにしたいと願うなら、セラピーを受けてみたりして、積極的にそのクオリティを変えていきましょう。