高次元の存在

人類を導く高次元の存在アセンデッドマスター!その特徴と使命3選

高次の光の次元には、「アセンデッドマスター」が存在しています。

アセンデッドマスターには、「クート・フーミ」「エル・モリヤ」「ヒラリオン」といったスピリチュアルに関心がある人たちに有名なマスターから、「キリスト」「釈迦」など一般的に知名度の高いマスターまで、様々な存在がいます。

彼らは人間として地球に転生する中で精神性を高め、アセンションを果たして光の次元に戻っています。

アセンデッドマスターになるのは、古代の歴史上の人物だけではありません。最近では、「マハトマ・ガンディー」「マザー・テレサ」がアセンデッドマスターになったと言われています。

今回は、人類を導くアセンデッドマスターの特徴と使命について解説します。

アセンデッドマスターって何?悟りを開いたマスター

アセンデッドマスターとは、簡単に言うと「悟りを開いた存在」です。

キリストや釈迦など誰もが認めるマスターもいれば、それほど知られていないマスターもいますが、いずれにしても精神性が高いのが特徴です。

アセンデッドマスターは、地球で人間としての転生を繰り返す中で次第に精神性を高めていき、人間としての経験をしつくして転生を必要としなくなったため、光の次元に戻った存在です。

しかし光の次元に戻った後も、アセンデッドマスターは私たちの先輩として、人間が精神性を高めて光の次元に戻れるようサポートしてくれています。

アセンデッドマスターは人間を体験したことがあるため、私たち人間のことを深く理解しています。そのため、人間の悩みに深く共感することができますし、現実的なアドバイスをすることもできます。

アセンデッドマスターとプラヴァッキー夫人の関係は?

アセンデッドマスターの存在は、「ヘレナ・P・ブラヴァツキー」が広めたと言われています。

「ブラヴァツキー夫人」の愛称で知られている彼女は、ヘンリー・スティール・オルコットたちと協力して19世紀に神智学協会を創設しました。神智学協会を設立した目的は、古代の叡智を探究することです。

ブラヴァツキー夫人は、「クート・フーミ」「エル・モリヤ」「ヒラリオン」といったアセンデッドマスターたちとチャネリングし、彼らから忘れられた古代の叡智を教えてもらいました。

ブラヴァツキー夫人がチャネリングで得た情報を著書で公開したことにより、アセンデッドマスターが人々に知られるようになったのです。

また、ブラヴァツキー夫人に多大な影響を受けた「アリス・A・ベイリー」も、クート・フーミなどのアセンデッドマスターとチャネリングを行いました。

アリス・A・ベイリーもチャネリング内容を著書で公開したので、アセンデッドマスターの存在は、より広く知れわたるようになりました。

キリストや釈迦もアセンデッドマスター!各国の神様も

アセンデッドマスターにはキリストや釈迦といった偉大なマスターのほか、各国の神々を務めている存在もいます。

日本の天照大御神や観世音菩薩、インドのシヴァやラクシュミー、エジプトのトトやイシスなど、世界各国でそれぞれの国を守護しています。

もちろん各国で祭られているからといって、「その国の人間以外は守護しない」というわけではありません。

各国で神々として祭られているアセンデッドマスターは、各国の神殿にいるわけではなく、光の次元にいます。したがって、助けを求められたら世界中どこにでも駆けつけてくれます。

ですから、どんなアセンデッドマスターにどんなアドバイスを求めようと良いのですが、アセンデッドマスターにも得意な分野があります。

たとえば、「ラクシュミーは美や豊かさ」「トトは智恵や執筆」といった具合です。

より的確なアドバイスをもらうためにも、アドバイスがほしい分野に精通したアセンデッドマスターに助けを求めることをオススメします。

アセンデッドマスターは光の存在!共通する3つの特徴

アセンデッドマスターは、様々な経験を積むことでアセンデッドマスターになりました。そのため、偉大なヒーラーであったり、卓越した教師であったりと、特徴は様々です。

また、光の次元に存在しているのは一緒でも、悟りのレベルによって存在する次元が微妙に違いますし、行っている活動も様々です。しかし、共通点もあります。

「人間として地球に転生したことがある」ということや、その経験から「忍耐強く慈悲深い」ということなどです。

ここでは、アセンデッドマスターに共通する特徴をご紹介します。

アセンデッドマスターの特徴①元人間だった

アセンデッドマスターの共通点として特徴的なのは、「かつて人間だったことがある」というものでしょう。転生回数はまちまちですが、アセンデッドマスターは人間を体験したことがあります。

世界的なエンジェルセラピストのドリーン・バーチューも、「アセンデッドマスターは、みんな一度は肉体を持って物質世界に生きたことがある」と言っています。

ただ、人間に転生したことがない高次の存在も、アセンデッドマスターと呼ばれることがあります。

たとえば、「大天使ミカエルもアセンデッドマスターに含まれる」という人がいます。しかし天使は人間に転生したことのない存在のため、一般的なアセンデッドマスターの定義に従えば、大天使ミカエルはアセンデッドマスターではありません。

また、アセンデッドマスターとされる神々の中にも、人間に転生した経験があるか不明な存在もいます。

アセンデッドマスターの特徴②慈悲深く忍耐強い

アセンデッドマスターは、慈悲深く忍耐強い存在です。

その理由は、人間に転生したことがあるからでしょう。かつて人間だった経験から、同じく地球に生きる私たちの苦悩を深く理解できるのです。

また、同じく人間だった経験から、現実的なアドバイスも期待できます。

人々を導く存在として天使もいますが、天使は地球に人間として転生した経験がありません。そのため、天使とアセンデッドマスターはお互い協力しながら、人々を導いています。

アセンデッドマスターの特徴③博識で智恵がある

アセンデッドマスターは豊富な知識と、深い智恵があります。

私たちは過去世の経験や過去世で得た知識を忘れていますが、死後光の次元に戻ると、今までの過去世をすべて思い出します。

アセンデッドマスターは高次元にいるため、何十回、何百回と経験した人間としての過去世の経験や過去世で得た知識を、常に把握しています。

また、私たちは様々な体験をするためビッグバンで分裂する前は、一つの全知全能の存在でした。したがって精神性を高めて原初の光に近づけば近づくほど、かつての叡智を取り戻せることになりますが、アセンデッドマスターはかなり原初の光に近い存在です。

以上の理由から、アセンデッドマスターは博識で智恵があるのです。

アセンデッドマスターの使命は?行っている3つの活動

アセンデッドマスターの使命は、人類の精神性を高め、地球のアセンションが成功するよう援助することです。

なぜアセンデッドマスターが人々を守り導くかと言うと、かつて人間だったよしみもありますが、私たちが元は一つの存在だったというのも大きいでしょう。

左手が傷ついていたら、右手で手当てしますよね?アセンデッドマスターや天使が私たちを助けたいと思うのは、そういう理由からです。光の次元の存在は、私たちが元は一つの存在で、様々な体験をするために地球に来たことを理解しています。

ここでは、アセンデッドマスターが行っている活動をご紹介します。

アセンデッドマスターの使命①地球外の仲間との連携

アセンデッドマスターに限らず、光の次元には様々な光の存在がいます。

光の存在が属するグループには「アインソフ評議会」「シリウス高等評議会」「グレート・ホワイト・ブラザーフッド」「キリスト庁」「聖母庁」など多くの種類があり、協力し合いながら様々な活動をしています。

光のグループの目的は、「宇宙に光をもたらす」というものです。目的は一致していますが、そこに至るまでの方法では意見が分かれることもあります。

そこで、アセンデッドマスターは地球外の光の存在たちとも意見を交わしつつ、協力して人類を導いています。

アセンデッドマスターの使命②地球のアセンション支援

地球は今、アセンションの時代を迎えています。今回の地球のアセンションは、数十万年に一度のめったにないチャンスと言われています。

私たち人類は、勇敢にも「原初の光から極限まで離れる」という実験をしています。その実験が大成功し、喜びも悲しみも幅広く体験できたのは良いことだと言えるでしょう。

しかし、長く地球で転生を繰り返すうちに三次元の闇に囚われ、他の星々へも悪影響を及ぼす核兵器まで開発し、滅びの危機に瀕しています。

そこで、今回のアセンションは何としても成功させようと、アセンデッドマスターたちは日々様々な活動をしています。アセンデッドマスターだけでなく、天使や他の光の存在たちもアセンション成功へ向けて尽力してくれています。

アセンデッドマスターの使命③適材適所で人類を援助

アセンデッドマスターは、それぞれ得意な分野があります。それぞれの得意な分野で助けを求める人がいた場合、その人がどこにいてもアセンデッドマスターは来てくれます。そして、問題解決に向けて献身的にサポートします。

ただし、その問題が生まれる前の計画だった場合は、アセンデッドマスターにも手出しできません。しかし、その場合でも心穏やかに問題に取り組み、なるべく早く計画をこなして次の段階に進めるようサポートしてくれるでしょう。

アセンデッドマスターと繋がりを強める方法は?

何か悩みがある場合は、気兼ねなくアセンデッドマスターに助けを求めてみてください。

アセンデッドマスターは、個性も特技も様々です。ですから、あなたの悩みが何であれ、その分野に精通したアセンデッドマスターがいるはずです。

「アセンデッドマスターは忙しいかも」とか、「疲れているかも」という心配も無用です。アセンデッドマスターに限らず、光の次元の存在は助けを求める人すべてに同時に応えることができます。また、疲れることもありません。

自由意志の法則により、私たちが助けを求めない限り、光の存在はサポートすることができません。ですから、ぜひ気軽に助けを求めてみてください。

もし、抱えている悩みに精通しているマスターが不明な場合は、大天使ミカエルに適切なアセンデッドマスターを手配してくれるよう頼むと良いでしょう。

まとめ

以上、アセンデッドマスターの特徴と使命について解説しました。

アセンデッドマスターは光の次元にいますが、人間に転生したこともあるため、困ったときの相談相手としてオススメです。

ただ、人間よりかなり振動数が高いため、送ってくれたメッセージに気づけない場合もあるでしょう。その場合でも潜在意識はキャッチしているので無意味ではないのですが、できれば分かるようにメッセージを受け取りたいですよね?

アセンデッドマスターからのメッセージを明確に受け取るためには、アセンデッドマスターに近い周波数になる必要があります。ティータイムを楽しむなどワクワクできる好きなことをすると、周波数が上がり、メッセージに気づきやすくなります。

何かに悩んでいるときはワクワクすることもしたくないかもしれませんが、悩んで周波数が下がっているときにこそ、気分が良くなることをしたほうが良いのです。

アセンデッドマスターのメッセージを理解しやすくなるのに加え、より気分の良くなることを引き寄せられるので一石二鳥です。